フランチェスコ・トリスターノ、
勅使川原三郎、佐東利穂子という3人の鬼才が『ゴルトベルク変奏曲』に挑む衝撃のコラボレーション<リユニオン〜ゴルトベルク変奏曲>が、2月16日(木)19時より東京・すみだトリフォニーホールにて開催されます!
繊細なタッチと卓越した解釈で現代最高のバッハを聴かせるかたわら、テクノDJと異色のタッグを組み続けるピアニスト、フランチェスコ・トリスターノ。国内のみならずパリ・オペラ座やヴェネチアのフェニーチェ歌劇場など欧米、諸外国の主要なフェスティヴァル・劇場でも公演を行ない、あらゆるアートシーンに衝撃を与えるとともに高い評価を得ているダンスの勅使川原三郎と佐東利穂子。
2010年夏、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭のディレクターとして知られるルネ・マルタンが、ルクセンブルクと日本が誇る傑出したアーティスト3人をはじめて引き合わせ、ラ・ロック・ダンテロン音楽祭でコラボレーションを実現させました。
ラ・ロック・ダンテロン音楽祭での初共演を成功させた3人は、それ以来、東京での再会と再共演を強く望んでいましたが、2012年2月、ついに待望の日本公演を実現させます。
“再会”“再結合”を意味する<リユニオン>は、音楽(フランチェスコ)とダンス(勅使川原+佐東)が新たな形で“再結合”するコラボレーション。
音楽は、フランチェスコも大きな影響を受け、2012年に生誕80年・没後30年を迎える鬼才、
グレン・グールドの名演で知られる
バッハ『ゴルトベルク変奏曲』(抜粋)。20世紀現代音楽の巨匠
ジョン・ケージの代表作のひとつであり、フランチェスコのドイツ・グラモフォン・レーベル・デビュー盤『バッハ ケージ』での演奏が高く評価された「ある風景の中で」。そして、フランチェスコ自身の作曲によるピアノ曲「Hello」と「Nach Wasser Noch Erde」。
これらの音楽が、勅使川原+佐東のダンスと“再結合”する<リユニオン>は、21世紀にふさわしい総合芸術の新たな形をすみだトリフォニーホールの大空間の中に現出させ、すべての聴衆に大きな衝撃と深い感銘を与えることでしょう。