クラシックとテクノを自在に行き来する天才ピアニスト、
フランチェスコ・トリスターノ(Francesco Tristano)のドイツ・グラモフォン第2弾となるアルバム
『ロング・ウォーク』(UCCG-1600 税込2,800円)が12月19日にリリースされました。
日本が大好きというトリスターノ、今作はYAMAHAが世界に誇るCFXコンサート・グランドを使用し、京都コンサートホールで録音されました。
バッハとブクステフーデ、そして自作を組み合わせたユニークなプログラムにも注目です。『ロング・ウォーク』と題された今作の背景には、若き日のバッハが休暇をとり、アルンシュタットからブクステフーデが勤めるリューベックの聖マリア教会まで、400kmの道のりを歩いて会いに行ったというストーリーがあります。
バッハの代表作『ゴルトベルク変奏曲』は、
ブクステフーデの『カプリッチョーサ』変奏曲に大きな影響を受けて作曲されたのです。
これらの事実を受けて編まれた今作は、独自の感性に貫かれたじつに個性的なアルバムとなっています。
※2012年12月19日(水)発売
フランチェスコ・トリスターノ
『ロング・ウォーク』(UCCG-1600 税込2,800円)
[収録曲]
01. ブクステフーデ:トッカータ BuxWV165
02. ブクステフーデ:カンツォーナ BuxWV168
03. ブクステフーデ:カンツォーナ BuxWV173
04. ブクステフーデ:シャコンヌ BuxWV160
05. ブクステフーデ:アリア「ラ・カプリッチョーサ」と32の変奏曲BuxWV250
06. J.S.バッハ:第30変奏(1段鍵盤) :クオドリベット(ゴルトベルク変奏曲 BWV988から)
07. トリスターノ:ロング・ウォーク
08. J.S.バッハ:アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV988から)
09. トリスターノ:グラウンド・ベース
10. トリスターノ:Higashi
[演奏者]
フランチェスコ・トリスターノ(p&エレクトロニクス)
[録音]
2012年3月 京都コンサートホール