京都市立芸術大学、同大学院を首席で修了後、現在はドイツ・ベルリンで研鑽を積む新進気鋭のピアニスト、北端祥人が、10月12日(金)東京・永福町 sonoriumでリサイタルを開催。
北端は第6回〈仙台国際音楽コンクール〉第3位、第7回〈神戸芸術センター記念ピアノコンクール〉第1位など、数々のコンクールで上位入賞を遂げているピアニスト。日本では、
仙台フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会、〈仙台クラシックフェスティバル〉といったゆかりの地である仙台のほか、東京や大阪、長野・佐久穂町などにも招かれ、演奏を重ねています。また、
大阪フィルハーモニー交響楽団首席ヴィオラ奏者の
木下雄介、仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターの
西本幸弘らの共演ピアニストとして、室内楽にも積極的に取り組んでいます。
本公演のプログラムは、
リストの「悲しみのゴンドラ第1稿」や『巡礼の年第2年〈イタリア〉』からの楽曲、ピアノ・ソナタロ短調、シューベルト / リスト編「住処」、シューマン / リスト編「春の夜」など、
リストの手による作品とリスト編曲の作品を多く取り入れて構成された、作曲者の内面に迫る内容。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番とあわせ、ベルリンで学ぶ北端ならではの解釈が注目されています。