フレディ・マーキュリー 2018/10/16掲載(Last Update:18/11/06 14:06)
伝説のバンド“
クイーン”のリード・ヴォーカルにして史上最高のエンターテイナーと讃えられる
フレディ・マーキュリーの生き様を映し出す映画「ボヘミアン・ラプソディ」が2018年11月9日(金)に全国ロードショー。封切りに先駆け、本編映像の一部が公開されています。
今回公開される映像シーンは、「ボヘミアン・ラプソディ」の制作の裏側。数々の名曲を生み出しているクイーンの歴史の中で、4つの異なる年に首位を獲得し、さらに初めて全英チャートで9週連続首位になったこの曲の、収録の風景を垣間見ることができます。
同曲の制作過程では5ヶ所ものスタジオが使われており、レコーディングは1975年8月にウェールズのロックフィールド・スタジオで始まります。完成までには3週間かかり、一部のパートではヴォーカルのオーヴァー・ダビングを180回も繰り返しており、今回公開される映像でも、そのこだわりを観ることができます。フレディ・マーキュリーの指示のもと、収録スタジオに入ったメンバーのロジャー・テイラーが、ハイトーン・ヴォイスで見事に“ガリレオ〜”と歌うものの、マーキュリーは一向にその歌声に満足する気配はなく、もっと高く、さらに高くと要求。何度もテープを巻き戻しては収録を繰り返し、マーキュリーやクイーン・メンバーの音楽に対するプロフェッショナルな姿勢と情熱がわかるシーンとなっています。
なお、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の音楽総指揮は現メンバーの
ブライアン・メイと
ロジャー・テイラーが務め、劇中に甦った不朽の名曲には主にマーキュリー自身の歌声が使われています。
©2018 Twentieth Century Fox