昭和という時代に燦然と輝いた歌手、
藤圭子。1969年(昭和44年)9月25日にRCAビクターより鮮烈な歌手デビューを飾ってから、55周年を迎えています。そんな彼女が残した〈デビュー1周年リサイタル〉から〈引退リサイタル〉まで4つのコンサートのライヴ音源を5枚のCDに収録、担当ディレクター・榎本襄選曲によるスタジオ録音8曲を1枚のCDに収録、そして152ページものボリュームのブックレットを収めた、2016年発売の計6枚組BOX『藤圭子劇場』。発売から8年が経ちながら、いまなお売れ続けているこの商品に、彼女の人気絶頂期に撮影・上映されたものの、未だにパッケージ化されていなかった藤圭子唯一の主演映画を含む2作品『涙の流し唄 命預けます』『藤圭子 わが歌のある限り』を収めたDVD2枚組を加えて、デビュー55周年を記念して『藤圭子劇場〜デラックス・エディション〜』として新装パッケージで、昭和100年にあたる2025年2月13日(木)に、ソニー・ミュージックレーベルズより発売されます。
白いギターを持った人形のような美少女が、迫力のあるビブラートと共に圧倒的な歌唱力で歌ったデビュー曲「新宿の女」は、日本全国に衝撃を与えて瞬く間に大ヒットを記録。デビュー・アルバム『
新宿の女/“演歌の星” 藤圭子のすべて』も、アルバムチャートで20週連続1位を獲得という大ヒットを記録。その後、2枚目のアルバム『
女のブルース』も1位となり、歌手としてはアルバムチャート42週連続1位という大記録を打ち立てました。またその後もシングルとアルバムの両チャートで18週連続1位を獲得し、日本の音楽史に燦然と輝く記録を残しました。
初パッケージ化となる映画『涙の流し唄 命預けます』『藤圭子 わが歌のある限り』は、彼女の貴重な歌唱シーンを多数含んだファン必見の内容であり、昭和40年代の街並みや文化を記録した映像が、最新のリマスター技術で蘇っています。パッケージにはさらに永久特典として、『藤圭子 わが歌のある限り』のB3サイズ復刻ポスターを封入。
また松竹からも、同内容の映画2作品を収録した2枚組のDVDパッケージ『藤圭子 プレミアムコレクション』を同社直販サイトである「松竹DVD倶楽部」限定にて、同時発売。こちらは別デザインの特製スリーブケースの仕様であることに加え、インナージャケットには映画公開当時の貴重なポスターを採用。また映画上映当時に映画館で飾られていたロビーカード風ポストカード3枚を永久保存豪華版として封入しています。
藤圭子が残した貴重なライヴ音源と、懐かしい昭和の風景と共に人気絶頂期の貴重な彼女の姿を、デビュー55周年と昭和100年を迎えたいまこそ、ぜひお楽しみください。