大正・昭和初期に隆盛を極めた大衆芸能“浅草オペラ”(写真: 〈戦争と平和〉)。その発祥から100年という節目を前に、歴史資料価値も高い決定本
『あゝ浅草オペラ 写真でたどる魅惑の「インチキ」歌劇』(2,500円 + 税 / 発行: えにし書房)が5月10日(火)に発売されます。本書には秘蔵写真200余枚を収載し、田谷力三、高木徳子、
藤原義江、
浦辺粂子、
榎本健一、
二村定一など、浅草オペラが生んだスターたちの知られざるデビュー当時の記録から、その盛衰までを、29歳にして浅草オペラ研究の第一人者である“平成のペラゴロ”(ペラゴロ=“オペラ + ゴロツキ” / 当時呼ばれた、浅草オペラの熱狂的なファンの総称)こと小針侑起がまとめています。
なお、『あゝ浅草オペラ』発売直前の5月8日(日)には関連イベントとなる〈春のぐらもくらぶ祭り2016『浅草オペラ100年と二村定一リスペクト・ショー』〉が東京・両国 江戸東京博物館ホールにて開催。浅草オペラと二村定一の実像に、歌と映像とトークで迫る豪華な内容となっています。当日は『あゝ浅草オペラ』の先行販売とサイン会も予定されています。