2023年のデビュー・アルバムが絶賛された、パリ出身のシンガー・ソングライター、
ギャビ・アルトマン(Gabi Hartmann)が、2ndアルバム『ラ・ファム・オ・ジュー・デ・セル』を3月21日に発表。ボーナス・トラック1曲を追加した全15曲収録の国内盤CDが5月7日(水)に発売されます。また、デビュー・アルバムの共同プロデューサーを務め、新作で共作している
ジェシー・ハリスとの来日公演が5月11日(日)と12日(月)の2日間、東京・南青山 ブルーノート東京で開催されます。
2ndアルバムではギャビが創作した架空の島に住むある女性の物語が綴られています。塩で作られ、涙を流すたびに溶ける瞳を持つ女性が、治療法を求めて旅するストーリー。彼女の無垢な心がさまざまな葛藤を経て穏やかな境地へとたどり着いきます。周囲の世界と自分の内なる世界の両方に疑問を投げかけながら探求し、成長していく物語の最後には自然が抱擁する癒しのすばらしさが。さまざまな国を旅した経歴をもつギャビらしく、フランス語〜英語〜スペイン語〜ポルトガル語〜南アフリカ共和国の公用語の一つのコサ語で歌われ、ギャビが敬愛してやまない、南アフリカ共和国の
ミリアム・マケバ、アルゼンチンの
メルセデス・ソーサのカヴァーも収録しています。
レコーディングには、韓国系フランス人サックス奏者オアン・キム、シリアのフルート奏者ナイサム・ジャラル、サックス奏者で作曲家のローラン・バルダンヌ、ギニア出身のギタリスト、アブドゥライ・クヤテ、ブラジルのパーカッション奏者
マウロ・レフォスコ、
オラクル・シスターズのジュリア・ヨハンセンらが参加。ギャビはポップス、フォーク、ジャズ、ソウル、ワールド・ミュージックを融合させた、ジャンルにとらわれることのないスタイルを独自の感性でさらに進化させ、感情の深みを温かくメランコリックな歌声で表現しています。
Photo by Mickael Hemy