GACKTが率いるバンド、
YELLOW FRIED CHICKENzが11月6日(日)、幕張メッセ・イベントホールにて<WORLD TOUR“SHOW UR SOUL. I”世壊傷結愛魂祭>の国内ツアー最終公演を行ないました!
GACKTの「イケるか兄弟。お前たちの最後の祭だぞ、暴れてくれ!」の声に、会場に集まった6,500人のオーディエンスが熱狂! 観客は1曲目の「THE END OF THE DAY」から拳を振り上げ、大きな歓声をおくる!
国内ツアーのラストとあり、序盤から異常な熱気に包まれた会場。「NINE SPIRAL」ではGACKTとJONがお立ち台の上で体をからませ、ほほを寄せ合い歌い、怪しげな世界に引き込んでいく。GACKTのソロ曲「SPEED MASTER」は日本語詞と英語詞で交互に歌い、バンドならではのアレンジを披露。「Last Kiss」ではGACKTが美しいファルセットを響かせ、同時にJONが低音で語りのような歌を合わせ、互いの魅力、別世界を同時に見せ、観客を魅了しました。
中盤の「妄想ガール」ではGACKTとJONが指をなめ挑発。なまめかしく踊りながら「I want you」と歌いフロアを誘う……。一気にヒートアップしたオーディエンスへ、牙をむくような表情を見せたGACKTは突如、黒のタイを外し、シャツのボタンを引きちぎり上半身裸に。続いてJONも上半身を露わにし、大歓声が2人を包み込む!
お祭り騒ぎのように縦に横に揺れた「VANILLA」に続き、「EVER」では冒頭からSHINYAのドラムと、U:ZOのベースがグイグイと力強くひきつけていく。「揺らせ!」とシャウトしたGACKTがひらつかせた左手に合わせ、フロアも手をひらめかせながら声をおくり、会場には大きなうねりのような風が巻き起こっていく。
終盤の「ALL MY LOVE」でGACKTは、「こんな時代だからこそ、お前たちには笑っていて欲しい。お前たちは一人じゃない。寂しくて眠れない夜も、胸に手を当ててくれ。どんなときもオレたちがいつもそばにいるから」と語りかけ、指で“I Love You”のサイン(親指、人差し指、小指を立てる)を高らかに掲げ、その思いを伝える。身体中で愛を訴える姿に、会場からは「ありがとう!」「愛してる!」との声が湧き上がりました。なお、最終日のステージの様子は2012年1月15日(日)午後9時からWOWOWで放送が予定されています。
そして、会場内では10月に2度、南三陸、陸前高田などの被災地を訪問した際にメンバーが撮影した写真などを展示。これはGACKTが「震災を風化させたくない」という願いから行なわれたもので、メンバーのサイン入りギターや服などの私物オークションや会場には募金箱も設置され、被災地支援を訴えました。