3月1日(木)、
GACKTが宮城県仙台市にある東北高校小松島キャンパスで行なわれた同校の卒業式にサプライズで参加! 卒業生247名にエールをおくりました!
東北高校は、
ダルビッシュ有投手やプロゴルファーの
宮里 藍などを輩出しているスポーツの名門校。現在は東日本大震災で被災し学校がなくなってしまった生徒も通っており、そのような厳しい状況の中で頑張ってきた生徒に「卒業という記念の時に、将来大きな一歩を踏み出せる力強い力を与えたい」と先生が願っていたところ、GACKTが発起人となり宮城県仙台市に設立したチャリティNGOとしての「一般社団法人SHOW YOUR HEART基金」が継続的な被災地復興支援に取り組んでいることを知り、この基金を通じて卒業式への出席をGACKTに依頼。その熱い想いに応える形で、今回のサプライズ・ライヴが実現することに。
卒業式の最後に教頭先生から、「東京から皆さんをお祝いに友人が来てくれました」という言葉で、式場に登場したGACKT。突然の登場に、何も知らされていなかった学生たちからは歓声が巻き起こり、一斉に演壇に詰め駆ける。興奮に包まれる中、GACKTは「君たちの門出を祝いに東京からやってきました」と挨拶。「ここを旅立って、一人でも多くの背中を押せる人間になって欲しい、そんな想いを込めてこの曲をおくります」と語り、2007年に“卒業”をテーマとして制作した自身の曲「野に咲く花のように」を披露。最後に「君たちの未来に期待します。卒業おめでとう!」とエールをおくり、卒業式を締めくくりました。
今回で6回目となる卒業式でのサプライズ・ライヴについてGACKTは、「自分があと何年ミュージシャンとしてやっていけるか考えた時、卒業式という特別なセレモニーの中でみんなの背中を押すという行為を、一人のミュージシャンとしてやらなければいけない活動ではないかと思いはじめた。それからこの卒業式サプライズ・ライヴを通じて想いを届けている」と語っています。
なお、GACKTが率いるバンド“YELLOW FRIED CHICKENz”が3月14日にリリースするアルバム
『YELLOW FRIED CHICKENz I』収録曲、「また、ここで逢いましょッ」のミュージック・ビデオも解禁に。このビデオでは、「震災を風化させない」という想いのもと、震災によって被災した仙台の小学校にて撮影を行なった作品。「大切な人とは、いつか必ず再会できる。それまで前を向いて頑張って生きていこう」という強いメッセージが込められています。