ギャング・オブ・フォー 2003/11/27掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ザ・ラプチャー、
レディオ4、
ライアーズなど、昨今のニューウェイヴ・リヴァイヴァルにも多大なる影響を与え、また、あの
R.E.M.や
レッド・ホット・チリ・ペッパーズが彼らのデビュー作
『エンターテインメント!』(写真)のライナーに賛辞コメントを寄せるなど、今が彼らを再評価する一番の時期なのではないかと思わせる、イギリス・リーズ出身のバンド
“ギャング・オブ・フォー”。当時としては革新的だったファンク・リズムを導入するなど、ロックの可能性を広げた“ポスト・パンク・シーン”を語るうえでは欠かせない存在であるのは誰しも認めるところ。そんな彼らが、90年に発表したベスト・アルバム
『A Brief History of the Twentieth Century』を来年1月19日にUKにて内容を若干変更して復刻することになった模様です。
オリジナル盤に比べ、なぜか若干曲数が減っているものの、彼らの全アルバム及び、EPやシングルの中から選曲されたという基本構成は以前にリリースしたものと変わらない今作。唯一違う点といえば、今では貴重なメンバーの当時の写真や、バンドの歴史などを綴ったエッセイなどが、ブックレットに掲載されるということ。そういった意味では熱心なファンにとっても注目な作品と言えるのではないでしょうか? なお、その詳しい収録予定曲は下記のとおりです。
(01) At Home He's A Tourist
(02) Damaged Goods
(03) Not Great Men
(04) Anthrax
(05) Return The Gift
(06) What We All Want (Live)
(07) Paralysed (1981)
(08) To Hell With Poverty!
(09) Capital (It Fails Us Now)
(10) Call Me Up
(11) I Will Be A Good Boy
(12) The History Of The World
(13) I Love A Man In A Uniform
(14) Is It Love
(15) Womantown
(16) We Live As We Dream, Alone