新世代チェリストのひとりとして活躍する
ゴーティエ・カピュソン(Gautier Capuçon)が、最新録音作『
愛のあいさつ, 白鳥(チェロ名曲集)』(WPCS-28126〜7 3,200円 + 税)を3月7日(水)にリリース。
カピュソンは1981年仏シャンベリ生まれ。5歳からチェロを始め、97年にパリ音楽院で一等賞を受賞。97、98年にはECユース・オーケストラと
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラに参加し、
ベルナルト・ハイティンク(Bernard Haitink)や
ケント・ナガノ(Kent Nagano)、
ピエール・ブーレーズ(Pierre Boulez)、
ダニエレ・ガッティ(Daniele Gatti)、
小澤征爾、
クラウディオ・アバド(Claudio Abbado)といった指揮者のもとで研鑽。その後数々のコンクールで優勝・受賞を果たし、現在はソリストとして世界各地で活動しています。兄はヴァイオリニストの
ルノー・カピュソン(Renaud Capuçon)。
本作は、チェロに触れ始めてから現在に至るまで、カピュソンが弾き続けてきた作品を15曲セレクトしたもの。
サン=サーンスの「白鳥」や
フォーレの「夢のあとに」、
マスネの「タイスの瞑想曲」、
チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」、
ラフマニノフや
エルガーらの名曲をはじめ、近年作曲されたものとしてピアソラの「ル・グラン・タンゴ」や、イタリアの作曲家 / チェリストである
ジョヴァンニ・ソッリマ(Giovanni Sollima)の作品、そして本作でも共演しているフランスのピアニスト、
ジェローム・デュクロ(Jérôme Ducros)による作品も収録しています。