イスラエル人の父と日本人の母を持つハーフで、先月行なわれた<第11回神戸ジャズヴォーカルクィーンコンテスト>でグランプリを獲得した注目の女性シンガー、
ギラ・ジルカ(Geila Zilkha)が10月20日にファースト・ソロ・アルバム
『all Me』(DDCZ-1705 税込2,625円)をリリース。
ギラ・ジルカは、保育園から高校まで神戸のカナディアン・アカデミーに通い、卒業後はボストンのバークリー音楽大学で学んだ経歴を持ち、英語はネイティヴといってよく、ヴォーカルも本場仕込み。1995年に東京に進出し、ラジオDJやCMソングの仕事をしながらジャズのライヴをはじめ、その後はゴスペル・グループvoissalot choirや、2006年には男性ヴォーカリスト
矢幅歩とのユニットSOLO-DUOの活動を行なっていました。そして、昨年voissalot choirが夢のNYアポロシアターに出演したのを一区切りに、ソロ活動に専念。
そして今回リリースとなる初ソロ・アルバム『all Me』は、
竹中俊二が奏でる心地よいアコースティック・ギターとのデュエットを中心としたシンプルなサウンドながらも、ギラ・ジルカの強烈なフィーリングを持つ歌がディープな世界観を作り出しています。
収録曲は、ジャズやボサ・ノヴァのスタンダードを中心に、ギラ・ジルカ作詞・作曲のオリジナルのほか、
今井美樹「Piece Of My Wish」や日本民謡「竹田の子守唄」の英詞カヴァー曲も収録。意外にも思えるナンバーが、全体の統一感を崩さない新鮮なアレンジになっているのも聴きどころ。
これまでの経歴からも正式なソロ作を出してこなかったのが不思議なほどの実力の持つギラ・ジルカ。日本にいそうでいなかった強い個性を放つシンガーの登場です!