2020年9月に実施の米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(略称: SSFF & ASIA)2020のアワードセレモニーにて発表された『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』が、11月26日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開されることが決定。
EXILE HIRO、SSFF & ASIA代表・
別所哲也、作詞家・
小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクトの第4弾である本作は、短篇6作それぞれの主題歌からインスパイアされ生み出された物語に、
GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが主演、主題歌を担当するなど、全員が参加しており、監督それぞれの個性あふれる物語となっています。世界中の人たちにとって激動の年であった2020年を乗り越え、CINEMA FIGHTERS projectの第4弾でGENERATIONSの“今”を切り取ったのは、
SABU、
新城毅彦、
山下敦弘、
森義隆、
真利子哲也、
久保茂昭ら、数々の名作を世に送り出してきた監督たち。この閉塞感に満ちた困難な時代でも、今日という一瞬一瞬を重ね、明日へと歩みを進める我々には、いつもそっと寄り添ってくれる歌がある。こんな時だからこそ、と映画と音楽の力に込められたメッセージが織りなす珠玉の短編集となっています。
SABU「BLUE BIRD」は、ドジな兄ケンジ(
佐野玲於)と、陽気な弟ジュン(
醍醐虎汰朗)とのかけがえのない絆を美しい映像で描いており、新城毅彦「真夜中のひとりたち」は、大切な人を喪失した青木(
関口メンディー)と里実(
阿部純子)が歩く東京の一夜を、数原龍友が歌う主題歌にのせて映し出します。山下敦弘「言えない二人」は幼馴染の柊子(
門脇麦)に想いを伝えられない、大学生のあゆむ(
白濱亜嵐)のもどかしい気持ちを、森義隆「怪談 満月蛤坂」は美しい女の幽霊、たみ(
山田真歩)に愛された若手の料理人・良介(
中務裕太)の怪異を、真利子哲也「COYOTE」は、新型コロナ禍で急変する世界を、晴人(
片寄涼太)とシカゴにいる恋人のハナ(ステファニー・パーク)を通して描きます。久保茂昭「水のない海」は、他人との関わりを避けてきた青年ユキオ(
小森隼)と中国人留学生ジェニ(
ルナ)との心の交流を描いた物語となっています。
公開されたポスター・ヴィジュアルは、GENERATIONSの7名全員が黒いズボンに白シャツをまとい、そこには、本作のタイトル通り、赤と青のペンキが各人各様な雰囲気であしらわれ、彼らのクールな若々しさを感じつつも、抒情感あふれるものとなっています。よく見ると、一人ひとり着用している衣装は、少しずつ異なるデザインのもの。合わせる靴や、袖のまくり方など着こなしもそれぞれの個性を尊重し、繊細な違いを出しながらも全体的に統一感のあるデザインです。
さらに、こちらのポスターを撮り下ろした際のメイキング映像も公開。感染症対策に努めながらも和気あいあいとした雰囲気の中撮影を開始。カメラマンの要望通りに皆が少しずつポーズや表情を次々に変えていく様子はさすがの一言。グループの一体感、魅力がそのまま表れた撮影となりました。映像では7人揃っての撮影部分が切りとられていますが、一人ずつの撮影もしており、今後ポスター以外のデザインなどで使用予定とのこと。本ポスターは、8月12日(木)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか、全国の上映劇場にて順次掲出予定。また、今回公開された本ポスターとは別デザインのムビチケカードが、9月3日(金)より上映劇場(一部劇場を除く)および、メイジャー通販サイトにて発売予定です。販売劇場は後日、映画公式HPでご案内予定となります。
©2021 CINEMA FIGHTERS project