ピアニスト / コンポーザーの
ジェラルド・クレイトン(Gerald Clayton)が、ニュー・アルバム『Ones & Twos』を4月11日(金)に発表します。
ジョエル・ロス(vib)、エレナ・ピンダーヒューズ(fl)、
マーキス・ヒル(tp)、
ケンドリック・スコット(ds)とともにレコーディング。
カッサ・オーバーオールがポスト・プロダクションを手がけました。先行シングル第1弾として、「Angels Speak」の配信がスタートしています。
クラブDJがターンテーブルで次の曲をプレイする直前、2つの別々の曲を同時に聴くことができるあの瞬間をイメージして、A面とB面を同時に再生できるレコードというコンセプトのもと制作。クレイトンにとってブルーノートレコードから発表する3枚目のアルバムです。
本作について、クレイトンは「2つの別々のメロディが調和して共存することは本当に可能なのか、と考えたんだ。一方が必然的にもう一方のメロディのカウンターメロディ、つまりより支配的なメロディのサポートになるんだろうか。この実験は、より広い意味での共存について何を教えてくれるのだろうか。僕は、音楽だけでなく、この共存の概念に魅了されているんだ。2つの曲は共存できるのか、という疑問だけでなく、2人の人間は共存できるのか、2つの文化は共存できるのか、という疑問もあるよね。この音楽から得られる教訓の一つは、摩擦や緊張が生じる瞬間もあれば、2つのものがスムーズに、平和に調和する瞬間もあるということなんだ」と語っています。
Photo by Ogata