ニュース

日本が世界に誇る“ゴースト”の新作

ゴースト   2003/11/27掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
はてなブックマークに追加
 日本人なのにほとんど洋楽扱い、というものが最近は多くありますよね。本ニュースの主役、ゴーストもそのひとつ。馬頭將噐(ばとう・まさき)を中心としたアシッド・フォークあるいはアシッド・サイケなバンドである彼らは日本を離れて活動し、99年に5thアルバム『スナッフボックス・イマネンス』(写真)と6thアルバム『チューン・ターン・オン、フリー・チベット』を同時発売。前者は幽玄的かつ精神的な作品世界が、後者は“チベットを開放せよ!”という強烈なアジテイションが、USカレッジ・チャートを騒がせていたのです。

 また、“デーモン&ナオミ・ウィズ・ゴースト”として静かなる傑作『デーモン&ナオミ・ウィズ・ゴースト』を共作したデーモン&ナオミをはじめ、スピリチュアライズドエコー&ザ・バニーメンなど、多方面から熱い支持を受けているゴースト。その彼らが5年ぶりにもなる新作をリリースします。

 その名も『ヒプノティック・アンダーワールド』(PCD-24147)という堂々たるタイトルを冠したこの新作、アコースティック・ギターをメインに民族楽器や古典楽器といった生楽器を重ねているスタイルは従来どおり。しかし見逃せないのは、13分ものエクスペリメンタル・サイケデリック・チューンがオープニングを飾っているということ! 彼らの演奏はもとよりフリー・フォーム的なので、いよいよ本領発揮といったところでしょう。かと思えば、転じてヘヴィ・ロック・チューンなども含む多元的な仕上がりで、海外では早くも“最高傑作”との声もあるのだとか。

 こうした“幽玄”“サイケ”“アシッド”というキーワードがちょっとでも気になった方、決して損はさせません。2004年の1/23には\2,520(税込)をご用意ください。

 前述2作が日本盤化されたため、ようやく評価されてきた感のある彼ら。この機会にぜひ!
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 角野隼斗 イメージ・キャラクターを務める「ベスト・クラシック100極」のコンピレーション・アルバムを選曲・監修[インタビュー] 色々な十字架 話題の“90年代ヴィジュアル系リヴァイヴァル”バンド 待望のセカンド・アルバムをリリース
[インタビュー] アシックスジャパンによるショートドラマ 主題歌は注目のSSW、友成空[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤
[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ
[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも
[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”
[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015