すべてのヴァイオリニストが“一度は完璧に演奏したい”と願っているであろう、
バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ。ヴァイオリニストにとっての『旧約聖書』と称されることもある孤高の作品です。そして今回、名手
ギル・シャハムがこの作品に満を持して取り組んだアルバム『J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006』(CC-14 / 輸入盤)が3月25日(水)にリリースされます。
30年以上もこの作品を研究し、10年間に渡り公式な演奏会で演奏、その間にグラミー賞を受賞するなど、すべてにおいて完璧な奏者であるギル・シャハムにとってもこの作品は特別。録音する際には細心の注意を払って臨んだとのことです。しかし彼は数多くの視点からこの作品の本質に迫り、自分自身の中で答えを見つけたようです。本アルバムで、彼が突きつけるバッハの姿をぜひ味わってみてください。
また、5月には来日公演も予定。名手の演奏を生で体験できる絶好の機会です。お聴きのがしなく!
■3月25日(水)発売
『J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006』CC-14 / 輸入盤
[CD1]
J.S.バッハ:
01〜04. ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
05〜12. パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
13〜16. ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
[CD2]
J.S.バッハ:
01〜05. パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
06〜09. ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
10〜15. パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
[演奏]
ギル・シャハム
(使用ヴァイオリン: アントニオ・ストラディヴァリウス“コンテス・ポリニャック”1699年製)
[録音]
2014年6月24日、30日 7月1日〜3日 ミュンヘン“バイエルン放送第2スタジオ”
■
ギル・シャハム来日スケジュール[鎌倉]2015年5月16日(土)15:00
鎌倉芸術館 大ホール【プログラムA】
※お問い合わせ: 鎌倉芸術館チケットセンター 0120-1192-40www.kamakura-arts.jp/[東京]2015年5月17日(日)14:00
小金井市民交流センター 大ホール【プログラムA】
※お問い合わせ: 小金井市民交流センター 042-380-8099koganei-civic-center.jp/[東京]2015年5月20日(水)、21日(木)19:00
サントリーホール【プログラムB】
※第1810回 定期公演 Bプログラム
※お問い合わせ: N響ガイド 03-3465-1780www.nhkso.or.jp/index.php[プログラムA:リサイタル](共演 ピアノ: 江口 玲)
J.S.バッハ(シューマン編): 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003(ピアノ伴奏版)
シューマン: ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 op.105
シューマン: 3つのロマンス op.94
パガニーニ(シューマン編): カプリース op.1から 2曲(番号未定)
J.S.バッハ(シューマン編): 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004(ピアノ伴奏版)[プログラムB:協奏曲](共演:デーヴィッド・ジンマン指揮NHK交響楽団)
メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64