イタリア出身の鬼才チェリスト / 作曲家の
ジョヴァンニ・ソッリマ(Giovanni Sollima)が2025年3月に来日公演を開催します。3月30日(日)大阪・フェニーチェ堺 大ホール公演では、100人のチェリストがステージに上がる〈100チェロ コンサート〉を開催。この公演に参加するチェリストを6月1日(土)から6月30日(日)まで募集します。
〈100チェロ コンサート〉は、ジョヴァンニ・ソッリマと、同じくチェリストのエンリコ・メロッツィにより、2012年にローマでスタートしたプロジェクト。もともと、18世紀に建てられた由緒あるローマのヴァッレ劇場が廃墟になっていた様を嘆き、その復活を願って、ヴァッレ劇場の創造的エネルギーを高める企画として始まりました。その後、ソッリマはプロジェクトを発展させ、2014年には、かつて巨匠
ロストロポーヴィチが166人のチェリストを集めて行なったベルリンの壁崩落10周年記念公演の理念を継ぐ存在として、「自由」と「音楽文化」を守るというメッセージを込めた第2回公演を開催。その後もブダペスト、ミラノ、東京などで開催しています。
また、ソッリマは
鈴木優人指揮
読売日本交響楽団と共演する公演を3月20日(木・祝)神奈川・横浜みなとみらいホール、3月22日(土)〜23日(日)東京・東京オペラシティコンサートホールで開催。ソッリマ作曲の「多様なる大地」「チェロよ、歌え!」、
ベートーヴェンの交響曲第7番などを披露する予定です。