2011年にデビュー後、2年連続で韓国のグラミー賞とも呼ばれる韓国大衆音楽賞の最優秀ダンス・エレクトロニック・ミュージック賞を受賞し、世界各国のフェスにも出演し活動の幅を広げる韓国のシンセ・ポップ・ユニット、
Glen Check(グレン・チェック)。日本でも2024年に彼らの楽曲「Dazed & Confused」と「4ever」がNetflix『ボーイフレンド』の挿入曲で使用されたことが大きな話題となりました。
その彼らが、今作はレコーディングからミックスまでを自分たちで行い、幅広い音楽ジャンルを取り込み自由なスタイルでポップスとしての可能性を、そして彼ら自身の可能性までも広げた最新EP『X-Dreams』を4月25日(金)にリリース。
収録されている全5曲が夏の明るく自由奔放なエッセンスを表現しながら、レゲエ、ダブ、トリップホップ、ブレイクビーツ、シューゲイザー、マッドチェスターを融合させ、彼らにとって新鮮であり独特な音楽的アイデンティティを創り上げた作品。
また、リード曲である「Good Times」のMVがオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開されています。プーケットで撮影された夏の活気ある雰囲気を存分に楽しめる映像になっていて、レゲエ、ダブ、ゴスペルのコーラスにサイケデリックなシンセサイザーを重ね合わせ、躍動的なサウンドスケープに仕上げたサマー・アンセムを一層彩りある印象に仕上げています。
2025年1月に約9年ぶりの来日公演も行ったGlen Chcek。来日の際のインタビューなどでも日本での活動ももっと増やせたらと話していた通り、今作を皮切りにコンスタントなリリースや積極的なライヴ活動も予定されているとのことなので、ぜひチェックしてください。
[セルフライナーノーツ]「X-Dreams」は、長い間私たちの心の中を漂っていた断片的な音楽的な想像が交差し、一つの形となったアルバムです。
前作「Bleach」は、まっさらな状態からの「リセット」とも言える作品でしたが、「X-Dreams」は、その旅の続きを描き、無限の夢が広がる新たな領域へと踏み出します。
私たちは常に幅広いジャンルの音楽を愛してきました。そのため、特定のスタイルにとらわれることなく、このアルバムではその多様な音楽性を存分に取り入れることにしました。レゲエやダブ、ブレイクビートやシューゲイズ、サイケデリアやノスタルジアが一つの楽曲の中で絡み合い、中には、太陽の光というシンプルなイメージから生まれた曲もあります。
DIYのアプローチを貫き、レコーディングからミックスまで全て自分たちの手で行い、古いミキサーやコンソールを駆使しながら、一つ一つの音に心を込めました。時には細部までこだわり、時には大胆で無謀な試みもしました。
「X-Dreams」は3つのパートに分けてリリースされ、それぞれが異なる世界観と感情を持っています。第一章となる今回の作品には、太陽の光や夏の空気、そして遊び心あふれるエネルギーが詰め込まれています。私たちが感じた“Good Times”を共有したいという想いのもと、音楽を愛する人々の声も作品に刻み込みたいという想いを込めました。
アルバムは一瞬で完成するものではなく、時間をかけて成長し、進化していくものです。この旅に一緒に参加してもらえたら、それがさらに特別な意味を持つものになると信じています。