マドンナの初監督映画『ワンダーラスト』の主人公に抜擢された、ウクライナ出身のユージン・ハッツ(vo、g)を中心にした9人組、
ゴーゴル・ボルデロ(Gogol Bordello)。“ジプシー・パンク”と称されながら、そのジャンルにさえとどまらない幅広い音楽性で人気を獲得している彼らが、
リック・ルービンのプロデュースによるニュー・アルバム
『トランスコンチネンタル・ハッスル』を完成。4月28日にリリースします。
ゴーゴル・ボルデロは、99年にNYで結成された9人組。チェルノブイリ原発事故から逃れ、NYにたどり着いたというウクライナ出身のユージン・ハッツを中心に、ロシア、スコットランド、イスラエル、エクアドルなど、世界各国の人種&国籍の男女混合メンバーによって構成された、まさに“多国籍”バンド。そのサウンドは、一般的に“ジプシー・パンク”と呼ばれていながら、フィドル(バイオリン)やアコーディオン、女性ダンサー(兼パーカッショニスト)までを擁する、ジャンルの枠におさまらないユニークなもの。フォークやアイリッシュ、ジプシー・ミュージックなどをベースに自らの音楽的ルーツを自由にミックスした、まさに“無国籍”のワールド・ミュージックとなっています。
また、ユージンは、マドンナの初監督映画『ワンダーラスト』に主演しているほか、映画『僕の大事なコレクション』では
イライジャ・ウッドと共演するなど、多彩な活動を展開。ほかにも、ゴーゴル・ボルデロを追った『GOGOL BORDELLO NON-STOP』というドキュメンタリー映画が製作されたり、ファッション・ブランド“GUCCI”がバンドにインスパイアされた“ロシアン・ロック”スタイルを発表するなど、音楽という枠さえ越えて熱い注目を浴びています。
また、マドンナとのライヴ共演映像が、現在
マドンナの公式YouTube(http://www.youtube.com/user/madonna?blend=1&ob=4#p/u/3/JbDbBal53ig)で公開中。気になる方は観てみましょう!