13歳でメニューイン青少年国際コンクール・ジュニア部門で史上最年少優勝、20歳でティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールに優勝し、現在はウィーンで研鑽を積む23歳の鬼才ヴァイオリニスト郷古 廉が、1月17日(火)東京・富ヶ谷 Hakuju Hallで開催される〈ワンダフルoneアワー〉第25回に登場。
クラシックのコンサートといえば、夜の公演が多く、しかも2時間以上かかってしまうもの。「忙しいから難しい」「夜の外出はちょっと……」といった理由で行くことを諦めてしまう方におすすめしたいコンサート・シリーズが〈ワンダフルoneアワー〉。本シリーズは昼夜2回の公演で、かつ公演時間が1時間に凝縮された“音楽のエスプレッソ”と呼べるコンサートです。
昨年11月にバッハとバルトークのカップリングによる2ndアルバム『
J.S.バッハ: 無伴奏ソナタ第2番&パルティータ第2番, バルトーク: ヴァイオリン・ソナタ第2番』(OVCL-00614 3,200
円 + 税)をリリースした郷古。本コンサートでは、アルバムでも共演しているピアニスト加藤洋之を迎え、バルトークのヴァイオリン・ソナタ第1番と、アルバムにも収録した同第2番を取り上げます。民族音楽的な要素を持ちながらも高い技巧を求められる前衛的な難曲を、愛器ストラディヴァリウスで難なく弾きこなす郷古の完璧なテクニックと音楽性の高さに注目です。