〈グラミー賞〉に輝く現代最高峰の男性ジャズ・シンガー、グレゴリー・ポーター（Greogy Porter）が、通算4作目となる待望のニュー・アルバム『希望へのアレイ』（UCCQ-1061 2,300円 + 税）を5月6日（金）に世界同時リリースすることが発表されました。

　2010年のデビュー作『ウォーター』と2012年リリースの『Be Good'』は、インディーズでありながら、〈グラミー賞〉にノミネートされ話題に。その後、2013年にブルーノートから発表された『リキッド・スピリット』はリリース直後から世界中で大ヒットし、2014年には〈グラミー賞〉の“ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム”を獲得。

　また、フィーチャリング・ヴォーカリストとしても人気が高く、これまでにジェイミー・カラム、ヴァン・モリソン、ローラ・マブーラ、ミロシュなど、ジャンルを超えたアーティストとの共演も多数。なかでもイギリスのエレクトロ・ダンス・ユニット、ディスクロージャーが2015年にリリースしたアルバム『カラカル』のリード・シングル「ホールディング・オン」ではヴォーカルだけでなく楽曲共作でも参加しています。

　2015年秋にニューヨークでレコーディングされたニュー・アルバム『希望へのアレイ』は、過去3作と同様、プロデューサーにはカマウ・ケニャッタを起用し、バック・ミュージシャンにはチップ・クロフォード（pf）、アーロン・ジェイムス（b）、エマニュエル・ハロルド（ds）、佐藤洋祐（as）、ティヴォン・ぺコニット（ts）、アリシア・オラトゥヤ（cho）、キーヨン・ハロルド（tp）、オンドレ・ピヴェック（org）ら、気心の知れたメンバーが参加。全曲オリジナル楽曲で、感動的なラヴ・ソングから現代社会に向けたメッセージ・ソングまで、さまざまな世界観の楽曲を収録。グレゴリーのソングライターとしての魅力を存分に味わうことができ、そして唯一無二のバリトン・ヴォイスが深く沁みるアルバムが期待できそうです。