東京を拠点に活動するオルタナティヴ・シティ・サイケ・バンド“
Group2”が、コンピレーション・アルバム『((O))』(読み: オー)を3月31日(金)にデジタル・リリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
本作には5組のアーティストが参加し、Group2の楽曲を様々な角度から再解釈したトラックが編纂されたコンピレーション・アルバムとなっています。気鋭のネットレーベル「Local Visions」のTenma Tenmaによる「めまい」のカヴァー、幅広いアーティストのサポートワークを行う鍵盤奏者・沼澤成毅による「オリエント」のカヴァー、シカゴ在住のシンガー・ソングライター
Paul Cherryによる「Ordinary」のリミックス、
No Buses・近藤大彗(g,vo)のソロ・プロジェクト
Cwondoによる「Utopia」のリミックス、アルトサックス奏者であり、プロデューサーとしても活躍するhikaru yamadaによる「Syndrome」のパラ素材を使ったリワーク「One Summer Night by the River」などが収録され、参加アーティスト毎にさまざまなアプローチでGroup2の楽曲の再解釈が試みられています。さらに、Group2自らが過去の楽曲に手を加えたセルフリミックス(「Ceremony」、「Echoes」、「スポーツ」、「新しい夢」)も加わり、全9曲収録されています。
なお、Group2は、東京・渋谷で開催される都市型フェスティバル〈SYNCHRONICITY'23〉の2日目への出演も決定しています。
[コメント]今回「めまい」をカバーしたTenma Tenmaです。
繰り返す毎日からどこか歪んだ空間に突如迷い込んだような、それも気のせいだったような、居心地が悪いようで気持ちいい、そんな不思議な魅力のある原曲を自分なりにアレンジしました。
素敵なサックスをhikaru yamadaさんに吹いてもらいました。ぜひ一度聴いてください!――Tenma Tenma大好きなバンド、Group2のインスト曲「オリエント」をカバーしました!原曲は、短い曲の中で色々な風景や色が軽やかに想起されます。僕なりにその風景の延長線上に行けるような、ゆったりと浸かれるような音楽にしました。――沼澤成毅今回、「Syndrome」という曲のリミックスでお声がけいただいたのですが、いただいたバンドのパラデータを触っていたら楽しくなってしまい、それを切り刻んで全く別の曲を作らせていただきました。
歌唱はたびたびやってもらってるkyoooさん(iPhoneのボイスメモ録音を送ってもらいました)、歌詞はデザイナーのcpnnnさんに以前いただいたものを使わせてもらっています。バンドの演奏のエディットの上に私はHohner Pianet-TやKorg X-911のベースを弾いて重ねています。
原曲も素晴らしいのでぜひお聴きくらべください!――hikaru yamadaIt was such an honor to remix such a wonderful song, I love when worlds apart come together and make something special, and I put my best effort into making something unique for Group2.
I’m so happy with how it came out and happy to have new friends in japan 😄
このような素晴らしい曲をリミックスできてとても光栄です。私は離れた世界が一緒になって特別なものを作るのが大好きで、Group2のためにユニークなものを作ろうと全力を尽くしました。
そして、日本に新しい友達ができたことを嬉しく思っています 😄――Paul Cherry奇妙な感じもありつつポップであるという今までの芯を持ちながらどんどん新しいアプローチもあって進化するグルツーの曲に感化されて、戦い、レベル上げが出来そうなリミックスを作りました!
身の回りや気持ちの面で戦いが起こったらこのリミックスを再生してください!――Cwondo((O))というタイトルは波紋を意味し、Group2の楽曲を起点に複数の創作が広がったことをイメージしています。またアルバムを作る際に参考にしていた、Corneliusの『Ripple Waves』へのタイトルのオマージュでもあります。
リミックスだけでなくカバーやリワーク、セルフリミックスなども含めて、単なるリミックス盤ではないバラエティに富んだ内容になりました。
誘いに快く乗ってくださったミュージシャンたちに最大の感謝と敬意を表して、皆様にこの素晴らしいアルバムが届くことを願っています。――Group2 上田真平