ニュース

〈2017ニューイヤーコンサート〉に先駆け、ドゥダメル×ウィーン・フィルのロシア作品集がリリース

グスターボ・ドゥダメル   2016/12/05 12:40掲載
はてなブックマークに追加
 21世紀のクラシック界をリードする若きカリスマ、グスターボ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるロシア作品集『ムソルグスキー: 組曲《展覧会の絵》』(UCCG-1756 2,600円 + 税)が12月7日(水)に発売。2017年のウィーン・フィルの〈ニューイヤーコンサート〉を振る予定のドゥダメル。公演より一足早く、ウィーン・フィルを振った本アルバムがドイツ・グラモフォン・レーベルからリリースされます。

 本アルバムは、ラヴェルのオーケストレーションにより人気作品となったムソルグスキー作曲の『展覧会の絵』、リムスキー=コルサコフの洗練されたオーケストレーションで魔物たちの大騒ぎの荒々しさを見事に描いた、こちらもムソルグスキーによる交響詩「はげ山の一夜」、そしてチャイコフスキーの『白鳥の湖』からのワルツという、いずれも劣らぬ名曲を収録。

 録音期間中、ドゥダメルとウィーン・フィルのメンバーは「シュペラル」のワークショップ〈ピクチャーズ・プロジェクト〉に参加。シュペラル(スペイン語で“スペラール”=「乗り越える」「打ち克つ」の意)は、ベネズエラの音楽教育システム“エル・システマ”に触発されて2009年にウィーンで設立された、無料で子供に音楽を教える組織。本作のカヴァー・フォトには、子供たちが楽器を外に持ち出して地域社会と音楽を共有する活動〈ピクチャーズ・プロジェクト〉での写真が使用されています。

■2016年12月7日(水)発売
『ムソルグスキー: 組曲《展覧会の絵》』
UCCG-1756 2,600円 + 税

[収録曲]
01. ムソルグスキー / ラヴェル編: 組曲「展覧会の絵」
02. ムソルグスキー / リムスキー=コルサコフ編: 交響詩「はげ山の一夜」
03. チャイコフスキー: バレエ『白鳥の湖』〜ワルツ

[録音]
2016年4月 ウィーン
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015