21世紀のクラシック界をリードする若きカリスマ、
グスターボ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)と
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるロシア作品集
『ムソルグスキー: 組曲《展覧会の絵》』(UCCG-1756 2,600円 + 税)が12月7日(水)に発売。2017年のウィーン・フィルの〈ニューイヤーコンサート〉を振る予定のドゥダメル。公演より一足早く、ウィーン・フィルを振った本アルバムがドイツ・グラモフォン・レーベルからリリースされます。
本アルバムは、
ラヴェルのオーケストレーションにより人気作品となった
ムソルグスキー作曲の『展覧会の絵』、
リムスキー=コルサコフの洗練されたオーケストレーションで魔物たちの大騒ぎの荒々しさを見事に描いた、こちらもムソルグスキーによる交響詩「はげ山の一夜」、そして
チャイコフスキーの『白鳥の湖』からのワルツという、いずれも劣らぬ名曲を収録。
録音期間中、ドゥダメルとウィーン・フィルのメンバーは「シュペラル」のワークショップ〈ピクチャーズ・プロジェクト〉に参加。シュペラル(スペイン語で“スペラール”=「乗り越える」「打ち克つ」の意)は、ベネズエラの音楽教育システム“エル・システマ”に触発されて2009年にウィーンで設立された、無料で子供に音楽を教える組織。本作のカヴァー・フォトには、子供たちが楽器を外に持ち出して地域社会と音楽を共有する活動〈ピクチャーズ・プロジェクト〉での写真が使用されています。