超絶技巧のピアニスト、
H ZETT Mと
神奈川フィルハーモニー管弦楽団とのコラボレーション公演に関するティザー映像がH ZETT CHANNELにて8月17日(木)に突如公開。同ティザーは、〈H ZETT M ×神奈川フィルハーモニー管弦楽団「新しいチカラ」〉と題されたコンサートの詳細を伝えるもので、オーケストラアレンジされたH ZETT Mの代表曲「新しいチカラ」を神奈川フィルハーモニー管弦楽団とともに演奏する場面が休憩うさぎのイラストによるアニメーションで描かれ、話題を呼んでいます。
今までにも多くのアーティストとのコラボレーションを成功させてきているH ZETT Mですが、フルオーケストラとの共演は初めてであり、このコンサートに関する情報が出始めた時期から期待の声が多く寄せられていました。このコラボレーションはH ZETT Mが2007年のソロ活動スタート時から続けている〈ピアノ独演会〉と銘打ったコンサートの特別編という位置づけ。毎回1台のグランドピアノだけを使って縦横無尽なH ZETT Mの音楽世界が表現される〈ピアノ独演会〉は、子どもから年配者までの幅広い世代の観客を集めるだけでなく、マニアックな音楽ファンからも高く評価されており、H ZETT Mのユーモアあふれる自由な人間性と無重力奏法とも称される超絶技巧が笑顔と感動を呼び続けてきました。その〈ピアノ独演会〉でフルオーケストラとの共演となると、両者がどのような相乗効果を生み出すのかは全く予想できないものの、誰も見たことのないような爆発的な力を生みだす、見たもの全員にとって新しい音楽体験となることが期待されます。
本公演に向けてH ZETT Mは「音楽高校の作曲科の時に管弦楽曲を作るという課題が出て、訳もわからず作り、今その時の音源を聞き返すと稚拙ですが、当時はとても感動し、それは大きな挑戦でした。(その時のフレース゛も今回と゛こかに持ってきたいと思っています)それから色んな活動をしてきましたが、音楽の持つ幅の広さと深さは無限だと感じ続けています。今回神奈川フィルハーモニーさんのお力をお借りします。フルオーケストラなんてとても贅沢な事です」とコメントしています。
なお、年内の独演会として、9月2日(土)静岡・富士市文化会館ロゼシアター、10月7日(土)宮城・えずこホール(仙南芸術文化センター)、11月10日(金)東京・府中の森芸術劇場での独演会も予定されています。少しずつではありますが、これらの公演についても詳細が明らかになりつつあるとのことです。
©️藤本史昭