USのジャズ・シンガー、
ヘイリー・ロレン(Halie Loren)が、約6年ぶりとなるアルバム『
ドリームズ・ロスト・アンド・ファウンド』を4月12日(金)にリリースしています。
ロレンは過去20年間にわたり音楽を通じて自分自身の感情を真摯に伝えることに人生を懸けてきた、世界的に活躍するシンガー・ソングライター。ロレンの受賞歴のあるオリジナル曲や、現在までにリリースされた10枚のアルバムは国際的なチャートで実績を残しており、ロレンの多言語によるパフォーマンスは4大陸を横断し観客を魅了し続け、10年以上にわたり世界中のファンを虜にしています。
今作『ドリームズ・ロスト・アンド・ファウンド』は、ジャズ・スタンダードからポップ・ソングの名曲まで幅広く選曲されたカヴァー曲とオリジナル曲で構成されたニュー・アルバム。
ジョニ・ミッチェル「ALL I WANT」や
ザ・ビートルズ「THE FOOL ON THE HILL」、
坂本九「上を向いて歩こう」など、ポップスの有名曲をヘイリー独自のアレンジで聴かせます。収録全曲セルフ・プロデュース、共同プロデューサーとして
モーガン・ムーアを迎えています。
なお、ロレンは、5月にアルバム『ドリームズ・ロスト・アンド・ファウンド』を掲げたジャパン・ツアー〈HALIE LOREN LIVE AT COTTON CLUB〉を東京・COTTON CLUBにて開催します。前回の来日公演〈『FROM THE WILD SKY』JAPAN TOUR 2018〉以来、約6年ぶりとなる来日公演。艶やかで、豊穣なエモーションを抱えた歌声を間近で体感できる貴重チャンスです。
[コメント]愛に身を捧げるなんて、恐れ知らずなことだと思いませんか?喜びも苦しみも、高揚感も悲しみも、安らぎも混乱も二人で経験していく――ありのままの二人で乗り越えていく。それは、不恰好だとしてもこの上なく美しいことです。レナード・コーエンはこの「DANCE ME TO THE END OF LOVE(哀しみのダンス)」で、愛に包まれながらそのすべてを経験していくということが何を意味するのかを、見事に表現してみせました。
私はこのカヴァー・ヴァージョンのソウルフルなワルツのリズムを聴くと、目をつぶって身体を揺らさずにはいられません。あまりに率直で生き生きとしたその魅力に抗えないのです。――ヘイリー・ロレン