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原由子、ソロ・アルバムよりロック・ナンバー「スローハンドに抱かれて (Oh Love!!)」MV公開

原由子   2022/10/19 12:18掲載
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 サザンオールスターズのキーボーディストであり、ヴォーカル・コーラス・アレンジなども幅広く担当する、バンドの音楽的かつ精神的支柱である原由子が、1991年発表の『MOTHER』以来31年ぶりのオリジナル・ソロアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』を10月19日(水)にリリース。あわせて、アルバムより60’sの洋楽ロックへのリスペクトと愛を込めた楽曲「スローハンドに抱かれて (Oh Love!!)」のミュージック・ビデオを公開しています。

 『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』は、『はらゆうこが語るひととき』(1981年)、『Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd』(1983年)、『MOTHER』(1991年)に続く、4作目のオリジナル・アルバム。44年の音楽キャリアを共に生き抜いてきた“戦友”、そして“楽友”である桑田佳祐による全面バックアップのもと、柔軟で彩り豊か、かつ野心的で実験的なサウンド・メイクで新曲10曲を新たに書き下ろし。先行配信されていたNHKドラマ10『プリズム』主題歌のアコースティック・ナンバー「ヤバいね愛てえ奴は」や、サザンの名曲「鎌倉物語」の続編をイメージして描かれたユニクロ「スフレヤーンニット」TV-CMソング「鎌倉 On The Beach」をはじめ全曲新曲で、穏やかで柔らかな原のパブリックイメージだけでは収まらない“ヤバい”作品になっています。

 「スローハンドに抱かれて (Oh Love!!)」は、原の60’s洋楽ロックへの愛とリスペクトを描きつつも、どこか歌謡曲のエッセンスも感じられる楽曲。作曲を原が、作詞を桑田が担当しています。スローハンドと言えば、桑田・原が学生時代から敬愛するミュージシャン、エリック・クラプトンのニックネームとして知られますが、“ベック、ペイジ、ジョン、ポール、クリーム”など、クラプトンにまつわる実在のレジェンド・ミュージシャンたちの名前が歌詞の至る所で登場するなど桑田の言葉遊びと、キーボーディストならではの視点で60’ロックを表現した原のソング・ライティングが光る曲に仕上がっています。

 ミュージック・ビデオでは、60’sロックが持つ独特のサイケデリックな世界観を表現しつつ、原やバンド・メンバーの演奏シーンに加えて、ドラマやバラエティに引っ張りだこの言わずもがなの俳優界きっての名バイプレイヤー・遠藤憲一と、マドリード国際映画祭2022で『わたしの見ている世界が全て』(監督: 佐近圭太郎)にて外国映画部門主演女優賞を受賞した森田想が出演。遠藤演じるしがないサラリーマンの父親と森田演じる真面目だけど音楽にのめり込む娘の何気ない親子関係を描きつつ、ストーリーは思わぬ展開に……!? 笑いあり、感動あり、見終わった後には少しほっこりするホーム・コメディ仕立てになっています。



原由子 特設サイト
special.southernallstars.jp/hara2022
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