原田知世のニュー・アルバム
『恋愛小説』(UCCJ-2120 3,000円 + 税) は“大人のラブ・ソング”をテーマにした14年ぶりのカヴァー・アルバムです。
ストリングス・アンサンブルが清々しい
ビートルズの「夢の人」や、大胆にサザン・ソウル・テイストに仕上げた
ノラ・ジョーンズの「ドント・ノー・ホワイ」など、プロデューサーの
伊藤ゴローによるカラフルなアレンジと、原田の水彩画のような透明感のある歌声が絶妙にマッチ。10曲それぞれを短編小説に見たて、各ストーリーの主人公を演じるように歌ったという今回のアルバムは、これまで女優と歌手という2つの活動を大切に積み重ねてきた原田知世ならではの作品です。
昨年原田が主演したNHKドラマ10『紙の月』の原作者である角田光代は、以下のコメントを作品に寄せています。
「だれかをたいせつに思うこと。そう思わせてくれる人に会えたこと。恋愛の、うつくしさとせつなさが、そのまま原田知世さんの歌う声だ」角田光代