2019年に17歳でSeiko Summer Jazz Camp最優秀賞を受賞、2023年にMichigan State Universityへ特待生として留学してからはミシガン・ジャズ・フェスティバル賞ほか数々のコンテストに入賞するなど、全米が注目する存在となった札幌出身のジャズ・トロンボーン奏者、
治田七海が全米デビュー・アルバム『
ザ・ヴァイブ』を発表します。日本盤はSpice of Lifeから2月28日(金)に発売されます。
アルバムは、Seiko Summer Jazz Campに講師として参加し、そこで治田と出会ったトロンボーン奏者の
マイケル・ディーズと、グレッグ・ヒルがプロデュースを担当。ミシガン州ランシングのTroubadour Recording Stidiosで行なわれたレコーディングには、ザビエル・デイビス(p)、ロドニー・ウイテカー(b)、ユリシーズ・オウエンス・ジュニア(ds)、クリス・ミナミ(g)に加え、ディーズも参加しました。自作曲やレコーディング・メンバーの楽曲のほか、
ライチャス・ブラザーズらのヴァージョンで知られる「アンチェインド・メロディ」、
カーティス・フラーの「Algonquin」、
クリスチャン・マクブライドの「Sister Rosa」などを収録しています。
治田はアルバムの発売に向け、「アメリカに拠点を移してから1年半になりますが、その短い期間にも関わらず出会えたアメリカジャズシーンの最前線をゆくミュージシャンとのレコーディングが実現し、大変光栄に思っております。彼らの柔軟な音楽的選択のおかげもあり、頭から終わりまで楽しんでいただける一枚になりました。たくさんの方に聴いていただけることを願っています」とのコメントを寄せています。