さる2月23日(水)、神奈川県民ホールにて
秦 基博の全国ツアー〈HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2010-2011 -Documentary-〉の最終公演が行なわれました!
3rdアルバム
『Documentary』を引っさげスタートしたこのツアーは、全国24都市 / 26公演を数え、トータル50,000人の動員を記録する、秦にとって最大規模のロング・ツアーに。
ついに迎えた最終公演、神奈川県民ホールでのライヴは、フジテレビ系『めざにゅ〜』のテーマ・ソングとなった「今日もきっと」からスタートし、「ようこそ“カナケン”へ!! 今日はファイナルなので、何も残すことはありません。最後まで楽しんで下さい!!」と完全燃焼宣言! 『Documentary』収録曲「ドキュメンタリー」「Halation」「透明だった世界」をはじめ、「青い蝶」「虹が消えた日」などの人気楽曲、中盤で圧倒的な盛り上がりをみせたアッパー・チューン「キミ、メグル、ボク」など、類いまれなる歌力と豊かなバンド・サウンドとで、新旧の曲を緩急に富んだ構成で聴かせる。
本編終盤では圧巻のバラード楽曲「アイ」「朝が来る前に」を披露し、会場に集まった2,500人を魅了。アンコールでは、『Documentary』というアルバムは、秦自身が感じていることや伝えたいことを追求して作ったアルバムであることや、アルバムが完成した時点ではまだ未完成に思えた楽曲が、全国ツアーを通して目の前のお客さんが受け止めてくれることでようやく完成させることが出来たと、感謝の言葉を述べました。
また、今回ツアー・グッズとして販売された“自由帳”の収益は、秦の生まれ故郷・宮崎県の口蹄疫被害の義援金として寄付されることになっており、この日の開演前までに総売り上げ部数1,662部、売上から原価を除いた寄付金額は37万8300円に達したことを報告。「ご協力ありがとうございます! 皆さんの思いと共に、僕がきちんと責任を持って宮崎に届けます!」とMC。
さらに現在、新曲を制作中であるという嬉しい発表もあり、「新しい曲の中には、きっとみんなからもらった大事なものがたくさん入ると思います。そういう音楽を連れてまたみんなに会いに来たいと思います」とファンと約束を交わして、アルバムを代表する楽曲「メトロ・フィルム」でラストを締めくくりました。
……と、この時点でライヴは終了になる予定でしたが、観客からの鳴りやまない拍手に応えダブル・アンコールへ! 「感謝してもしきれません。この気持ちは歌で返したいと思います。最後はみんなで歌いましょう!!」と言って演奏をはじめようとすると……バンマスの久保田光太郎が「俺たちまだ一回も秦の歌を客席で聴いたことないんだよね」とメンバー揃って客席へ移動するサプライズ!
ステージに1人取り残され、「やりよるな……」と苦笑する秦に、どっと湧き返る観客。会場が盛り上がる中、「鱗(うろこ)」の弾き語りがスタートすると、大きな歓声と拍手が会場を包む。1コーラスを歌い終え、秦がマイクを離れると、それまでじっと聴き入っていたオーディエンスも導かれるままに声を合わせる。そして、2,500人の大合唱に後押しされるようにステージへ戻るメンバー。一気に厚みを増す音量。そして最後のサビで秦がその伸びやかで力強い歌声を再びマイクに乗せ、誰も経験したことがない感動と興奮の大団円! 4ヵ月に及んだツアーは大盛況にて幕を下ろしました。
なお、このファイナル公演の模様は、4月2日(土)にCS TBSチャンネルにて放送が決定していますので、お見逃しなく!