1977年10月に
平尾昌晃とのデュエット「
カナダからの手紙」で出演したJAL主催〈空の音楽祭〉でグランプリを受賞。翌78年1月に同曲でレコード・デビューした
畑中葉子の“歌手活動45周年”を記念して、37年ぶりの新曲「夜雲影」(読み: やうんえい)が10月19日(水)に配信リリースされています(1985年7月にリリースされた、葉子&ナタリ「夢人同志」以来の新曲)。
“生きたいよう 生きれば良い”。話しかけるかのように歌う「夜雲影」、それが畑中葉子37年ぶりの新曲です。企画・制作・プロデュースを自身が担い、初めて自分の思いを楽曲に込めました。若年層の自死が多い日本。コロナ禍によって、より一層、自死が増えたことを受け、死に向かう人の足を踏み留めることはできないだろうかと作った楽曲です。作詞・作曲・編曲は主にゲーム音楽の世界で活躍してきた中村隆之。ジャケットは若い女性から支持されている新進気鋭の洋画家・今井喬裕が畑中葉子自身を描いたものが使用されています。
この楽曲の世界観を伝える2種類の映像も公開されています。MV監督は北岡一哉。自身は登場しないイメージ・ビデオ(ショート・フィルム)は、映画監督・
金子修介の娘であり、期待の映画監督・
金子由里奈が手掛けています。
さらに、1978年〜85年にかけて、畑中葉子がリリースした全楽曲も、10月19日(水)より配信リリース。チャート1位となった「カナダからの手紙」他、平尾昌晃とのデュエット全音源や、主演映画とあわせて話題となった人気曲「
後から前から」、「
もっと動いて」など、話題曲が満載。確かな歌唱力に裏打ちされた“元祖・エロカワ”歌手、畑中葉子の若き日の名唱も、新曲とあわせて、お楽しみください。