ヴァイオリニストの
服部百音が、9月2日(火)にサントリーホール 大ホールにて演奏会〈Storia IV〉を開催します。
服部百音が、演奏楽曲の背景にある物語や作曲家の意図を分かりやすく伝えることを意識し企画し、新しい視点で発信する演奏会〈Storia〉。4回目の今回は、服部百音のデビュー15周年を祝う特別なもの。2026年に創立100周年を迎える
NHK交響楽団と、洗練された音楽性と幅広いレパートリーで国内外のオーケストラから高い評価を受けている
広上淳一を指揮に迎え、ヴァイオリン協奏曲3曲を一夜に凝縮して披露します。
プログラムは
プロコフィエフ、
ストラヴィンスキー、
ブラームスの三大コンチェルト。これらが一夜で演奏され、3つの異なる音楽の世界へ誘います。
国内ではあまり類をみない試みが話題となり残席僅かな席種もある中、今回、NHK交響楽団よりメッセージも到着。「プロコフィエフ《第1番》は詩的な旋律と幻想的な響きにあふれる一方、ストラヴィンスキーは明快ながらも緻密な構造をもった音楽。同時代に生きながら対照的な人生を送った二人のロシア人による楽曲を、彼女がどのように弾き分けるのか興味が尽きません。もう一方の荘厳かつ情熱的なブラームスの名曲では、ドイツ音楽の伝統が息づくN響との共演がどのような相乗効果を生むのか注目です。卓越した技術と深い音楽性を持つ服部百音が、広上淳一の指揮のもと、これらの異なる作品にどのように挑むのか、ぜひご期待ください」と本コンサートに向けた期待と聴きどころについて述べています。
[NHK交響楽団メッセージ]2016年の初顔合わせ以降、ほぼ毎年のようにN響と共演を重ねてきた服部百音。今回は
指揮に広上淳一を迎え、プロコフィエフ、ストラヴィンスキー、そしてブラームスと、性格の異なる3つの《ヴァイオリン協奏曲》に挑みます。プロコフィエフ《第1番》は詩的な旋律と幻想的な響きにあふれる一方、ストラヴィンスキーは明快ながらも緻密な構造をもった音楽。同時代に生きながら対照的な人生を送った二人のロシア人による楽曲を、彼女がどのように弾き分けるのか興味が尽きません。もう一方の荘厳かつ情熱的なブラームスの名曲では、ドイツ音楽の伝統が息づくN響との共演がどのような相乗効果を生むのか注目です。卓越した技術と深い音楽性を持つ服部百音が、広上淳一の指揮のもと、これらの異なる作品にどのように挑むのか、ぜひご期待ください。©YUJI HORI©Masaaki Tomitori