2020年1月26日(日)に授賞式が行なわれる第62回グラミー賞のノミネート作品およびアーティストが発表され、ニューヨークを拠点に活躍する“ジャズ作曲家”
挾間美帆のアルバム『
ダンサー・イン・ノーホエア』が、最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム部門(Best Large Jazz Ensemble Album)の候補に選出されました。
『ダンサー・イン・ノーホエア』は2018年11月にリリースされた挾間にとって3枚目のオリジナル・アルバム。みずから率いるジャズ室内楽団“
m_unit”が、挾間のオリジナル曲を中心に演奏する作品です。
今回のノミネートについて、挾間は「いまコペンハーゲンにおりまして、首席指揮者に就任したばかりのデンマークラジオ・ビッグバンドとの仕事中に、友人から連絡があって受賞を知りました。ノミネートがいつ発表になるかもよく知らず、本当に突然のニュースで、とにかくびっくりしています。夢のようです。このジャンルでは珍しい“ジャズ室内楽団”ですが、大切な音楽家達と丹精込めて創った作品をこの賞にノミネートしていただけたことを、心から嬉しく思います。これをきっかけに、ジャズ・アンサンブルや、このm_unitというオーケストラを、より多くの方に聴いていただけたら良いなと思います。」と喜びのコメントを発表しています。
Photo By Hiroyuki Seo