2013年リリースの『Aihara 1825, City Heim Kiri B-207』や『Valya Letters』が好評のASUNA、米ワシントン・オリンピアのアヴァン・トリオIRVING KLAWに在籍したJeff FuccilloとJason Funk、the medium necks名義で音楽とハンドメイド・クロージングの両面で活躍する飛田左起代、minamoのメンバーとしてのみならずMoskitooとの“Cat Sand”としも活動、「安永哲郎事務室」（www.jimushitsu.com）を主宰し様々な企画を多角的に展開中の安永哲郎。バックグラウンドの異なる個性的な5人のメンバーによって結成されたアヴァン / エクスペリメンタル・バンド“HELLL”が、結成9年を経て初のプレスCDアルバム『Π（パイ）』を昨年11月、Ftarri（www.ftarri.com）主宰レーベル「Meenna」よりリリース。今年3月からはBandcamp（helll.bandcamp.com）でのダウンロード販売もスタートしています。

　Tom Greenwood（JACKIE-O MOTHERFUCKER）が主宰する「U-Sound Archive」からリリースされたCD-Rでの1stアルバム『HELLL』（2010）、UNWOUNDのSara Lund率いるへヴィロック・デュオHUNGRY GHOSTとのスプリット・カセットテープ作品（2012）に続く待望の新作となる『Π』。2007年から2011年の間に録音されたマテリアルをASUNAがエディット / リコンストラクトすることで完成したという同作は、ドリーミーに進化したサウンドスケイプが印象的な、全3曲60分強という長尺を全く感じさせない傑作に仕上がっています。

　3月29日（日）には、東京・水道橋 Ftarriにてリリース記念ライヴを開催。HELLLでのライヴのほか、the medium necks、Asuna、Wham-O（Jeff Fuccillo）、twelve sided stone （Jason Funk）がそれぞれソロ・パフォーマンスも披露、安永哲郎はDJを務めます。詳しくはHELLLオフィシャルFacebookページ（www.facebook.com/pages/Helll/155430214493279）にてご確認ください。