神奈川県藤沢市で生まれ育ち、幼少よりクラシック・ピアノに従事してきた作曲家、
HIDETAKE TAKAYAMA。これまで、映画音楽やCM音楽など、多岐にわたりその才能を発揮してきましたが、その才能により一層の注目が集まるようになったきっかけは、2008年にリリースされたデビュー7インチ「PUKE」です。
「PUKE」で披露された、ピアノ、ヴァイオリン、ビオラ、チェロなど、クラシカルな楽器を大胆に導入したサウンドが話題となり、その後も、坂本龍一が代表を務める“more trees”のイベント出演や、ジャジー・ヒップホップをメインストリームへ押し上げた人気コンピ『IN YA MELLOW TONE』シリーズへの参加などを経て、多方面から絶大な支持を集めてきました。
そんな彼が、7月7日(水)に待望の1stアルバム
『Right Time + Right Music』を発表。自身もフェイヴァリットに挙げる
The Cinematic Orchestraや、『OK Computer』以降の
Radioheadにも通じる、壮大で映像的なサウンドスケープは、「PUKE」や、ドス黒いジャジーな響きを持った「ID-01-37-22-8923A」、まるでオペラのような壮絶な音空間を作り出す「INSCAPE」といったインスト曲でも十二分に花開いています。また、
Erykah Baduに継ぐ才能と評されるStacy Eppsや、日本でも絶大な人気を誇るCrown City RockersのRaashan Ahmad、フランスのPortisheadとの呼び声高い、KiddycarのValentina Ciddaといった豪華なゲスト・シンガーやラッパーを迎えた曲では、さらにその表現力を増し、もはやジャンル・カテゴライズ不能の美しさを放っています。
このアルバムを引っさげ、8月20日(金)20:00〜タワーレコード新宿店にてインストア・イベントが行なわれることが決定。ジャンルを超越した空間を生で体験したい方は、ぜひ足を運んでみてください。