昨年、ソロ20周年を迎えた“KING OF ROCK”
氷室京介。常に日本のロック・シーンのトップを走り続け、その活動にさらなる期待が高まる2009年4月、いよいよ待望の新曲「Safe And Sound」を発表!
世界No.1の若手ロック・ヴォーカリスト、
マイ・ケミカル・ロマンスの
ジェラルド・ウェイとのコラボレーションによって生まれた今作は、4月29日にiTunesより配信がスタート。また、4月16日に発売されるブルーレイ・ディスク完全版
『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE』のエンディング・テーマ曲として収録されています。
1997年より本格的に活動の拠点をL.A.に置き、その音楽活動の環境から、フェイバリット・アーティストにマルーン5などの若手のアーティストも挙げていた氷室京介。マイ・ケミカル・ロマンスも、ブレイク以前から注目していたバンドのひとつだったとか。楽曲もさることながら、とくにジェラルドが構築する詞の世界観に共感していたとのこと。
一方、ジェラルドは、ミュージシャンとして活動をはじめる以前に、アニメーションの仕事に携わっていた経験や、現在もコミック・ブック・アーティスト(マンガの原作者)として活動していることから、日本の文化に強い興味を抱いており、2004年のメジャー・デビュー以来、5度の来日を果たしています。
そんな2人の出会いは、昨年春、偶然にもL.A.の氷室の住む地域に、ジェラルドが移住したことから。兼ねてから氷室がミュージシャンとしてジェラルドに興味を抱いていたことを知る知人より、ジェラルドに伝わり、ジェラルドが氷室宅を訪ね、意気投合。共同作業がスタート! 昨年9月末、氷室自身のツアー終了直後から年末までの期間、氷室とジェラルドの間では何度ものやり取りが重ねられ、ついに今年初め、レコーディングヘ。
「Safe And Sound」の作詞、作曲はジェラルドが手掛けていますが、氷室に会った後、氷室の音楽観、ヴォーカルからイメージし、詞、曲とも書き下ろした作品(ジェラルド自身、自身のバンド以外に楽曲を書き下ろしたのはこれが初!)。彼はヴォーカルとしても、もちろん氷室とともに参加し、また氷室との共同プロデューサーとしても、その役割を担っています。アコースティックのデモからはじまり、4日間のレコーディングで最終的なアレンジを互いに詰め、完成に至った本作。なお、歌詞をストレートに伝えるために、日本語詞をあえて制作せず、英語詞のまま歌っているとのこと。もちろん必聴です!
なお、本作は、「CALLING」に続き(『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』エンディング・テーマ)、ブルーレイ・ディスク完全版『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE』のエンディングを飾っています。音楽と映像が織り成す、エンタテインメントの融合を目撃しましょう。
2人の今後の予定ですが、ジェラルドは、主題歌「廃墟の街」(マイ・ケミカル・ロマンス)も収録された、
映画『ウォッチメン』オリジナル・サウンドトラックが3月25日に発売。8月には、今年10年目を迎える“SUMMER SONIC 09”にヘッド・ライナーとして出演。 かたや氷室は、4月29日にDVD
『KYOSUKE HIMURO COUNTDOWN LIVE CROSSOVER 05-06 1st STAGE/2nd STAGE』をリリース。現在、オリジナル・アルバムに向けて制作中とのこと。こちらも期待!
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