江口洋介主演で、37.8%の高視聴率をたたき出した『ひとつ屋根の下』と、
福山雅治主演で、平均視聴率20%を超えた『
いつかまた逢える』。90年代に大ヒットした2本のドラマのサウンドトラックが、6月21日にダウンロード&サブスク解禁となりました。どちらのドラマも音楽を担当したのは、数々の名作ドラマの劇伴を手がけてきた
日向敏文です。
日向はクラシックをベースに、おもにインストゥルメンタル・ミュージックを手がけてきた作曲家です。1985年アルバム『
サラの犯罪』でアルファ・レコードからデビュー。とくに多くのTVドラマのサントラを手がけてきたことで知られ、TVドラマ『ひとつ屋根の下2』の挿入歌でもある
Le Coupleに提供した「
ひだまりの詩」(1997年)は180万枚の大ヒットとなりました。また、1986年に発表したアルバム『
ひとつぶの海』の収録曲「Reflections」は海外で脚光を浴び、インストゥルメンタル音楽としては異例の全世界7500万再生を突破。2022年には最新アルバム『
Angels In Dystopia』を発表しています。
Photo by Daijiro Yoshimura