デビュー15周年を記念した2010年第1弾となるシングル
「Sing Forever」を発表、2ヵ月連続リリースとなる33rdシングル
「アイシテル」&初のカップリング・ベスト
『裏 歌バカ』(共に11月10日発売)も控えるなど、ますます精力的に活動している
平井堅から、シングル「アイシテル」のミュージック・ビデオとCDジャケット写真が到着! ……ですが、その内容に驚き! まず、ジャケット写真では目をとじて棺おけに納まる彼の姿が! そして、ミュージック・ビデオでも棺おけから起き上がり、歌い出すシーンがあるなど、どちらも“死”を連想させるものに(ちなみに、登場する棺おけは身長183cmの平井堅の体に合わせた特注品!)。
作品の中とは言え、堅を死なせるなんて……と嘆くのはちょっとお待ちを! これは「アイシテル」が主題歌を担当する映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』(11月13日、全国ロードショー)の内容に沿ったもの。この映画の“死してなお、大切な人を守り、愛し続ける”というテーマを、平井堅ならではの表現方法で作り上げたもの。言わば、映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』のアナザー・ストーリーなのです。
この表現の難しいテーマを見事な映像美で仕上げたのは、今年、映画『ソラニン』で映画監督デビューを果たし、ミュージック・ビデオでも名だたるアーティストを手掛けてきた、
三木孝浩監督。監督の「平井堅を棺おけに入れてみたい」という一言からはじまったこの作品、提案を受けて平井堅も「自分の作品の中で死者を演じてみたかったんです!」とまさかのあっさり受諾。こうして音楽と映像、写真が三位一体となったミュージック・ビデオとCDジャケットの連動作品が完成しました!
そしてもう一つの見どころは、このミュージック・ビデオで展開される“ゴースト”たちによる5つの号泣ストーリー。涙を禁じ得ない物語と妥協を許さない三木監督の映像が平井堅の楽曲とあいまって胸が締め付けられるのは間違いなし。悲しい、切ない、でも観た後には心が温まるミュージック・ビデオになっています。人恋しいこの季節。“ゴーストになっても愛し続けたい”くらい大切な人を想って、この作品を楽しんでみてはいかがでしょう!
<平井堅からのコメント>
一度自分の作品の中で死者を演じてみたいと思っていました。
ビデオの中では、亡くなった方を天国にいざなったり、棺おけの中から起き上がって歌うという、不思議な役どころでした。愛する人を失う痛みと、その人を想い続ける温かさが表現された素敵なビデオとなっています。