広瀬咲楽(ひろせ さら)が、9月27日(水)に自身3作目となるフル・アルバム『
ニューオールドの凪を撃て』をリリース。
本作は、2022年3月にリリースされた2ndアルバム『
春の盤』より約1年半ぶりのリリースとなり、全9曲を収録。サウンドプロデュースサポートとして
立石一海と制作、マスタリングは島田勝弘(BIRDMAN MASTERING)が担当しています。
アルバム・ジャケットも公開となり、フォトグラファーの須田卓馬が撮影した写真がコラージュされたアートワークに仕上がっています。
リリースを記念したワンマン・ライヴは10月8日(日)に広瀬咲楽の故郷である宮城・仙台のライヴハウスDarwinと、10月22日(日)に現在のホームである東京・吉祥寺Star Pine’s Cafeにて開催。スペシャルなバンド編成でのステージとなり、現在前売りチケットが発売中。
[コメント]「ニューオールドの凪を撃て」3ndアルバムタイトルの造語“ニューオールドの凪”には、新たなブームや、一昔前の流行がまた再燃して時代を作っている様子、そのすべてで成り立っている、多様で膨大な、私たちが生きている“現代“のことを指しています。
戦争のニュースを見て考えていたことがありました。平和を願う人々の幸せがこれ以上崩れ去らないように自分の周りの小さな世界において、私がやることがあるとすれば流行り・廃り・バズリ、それらから生まれる負の感情に飲み込まれることなくいつの世にも輝くような自分の歌を、正々堂々残していくことだと思いました。
「凪を撃て」というのには、自分も含め、普段凪のように穏やかに振る舞っている世の中の人々の、もっと熱くて深い、優しい心の真ん中を狙って曲を届けられるよう願いを込めました。
アルバムには新曲の数々と、作ってから少し時間を置いてリリースに至った曲も様々ありますが、自分の中身の変わらなさを感じたり、逆に表現方法が変わったと感じるものがあって、面白いアルバムになったなと思っています。――広瀬咲楽