昨年の夏に開催され、チケットは即日完売するなど好評を博した、
久石 譲によるタイプの異なるふたつのコンサートが今年も開催決定。〈久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2015〉は8月よりスタート、〈久石譲プレゼンツ ミュージック・フューチャー Vol.2〉は9月24日(木)、25日(金)と東京・よみうり大手町ホールで行なわれます。
〈ワールド・ドリーム・オーケストラ〉は“ジャンルにとらわれず魅力ある作品を多くの人々に聴いてもらおう!”と、2004年に久石と新日本フィルハーモニー交響楽団が始めたプロジェクト。去年は東京のみでの開催でしたが、今年は国内5都市6公演を予定しており、
宮崎 駿作品の楽曲を壮大な交響組曲として表現するシリーズ第1弾「交響組曲 風の谷のナウシカ」、日本と世界が抱える“祈り”をテーマにしたオリジナル・プログラム「祈りのうた」という世界初演となる2曲も用意されています。
ミニマル、ポスト・クラシカルなど、“明日のために届けたい”現代の音楽を久石がセレクトしナビゲートする〈ミュージック・フューチャー〉第2弾は今年、2日間の開催となり、ミニマル・ミュージックを代表する
スティーヴ・ライヒ、
ジョン・アダムズの作品からセレクトすると思えば、アメリカのロック・バンド
The Nationalのギタリストであり現代音楽の作曲家としても活動する気鋭の若手ブライス・デスナーの楽曲もピックアップするなど、そのプログラムは変幻自在。書き下ろし曲「室内交響曲(仮)」も披露予定です。