一青 窈が、5月25日(月)より、新曲「あのね あのね(stay home ヴァージョン)」(作詞: 一青窈、作曲:
マシコタツロウ)の映像をオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開しています。
本曲は、コロナ禍による状況を案ずる気持ちから急遽思い立ち書きあげた詞に、一青からのメールを受け取った盟友である作曲家マシコタツロウが呼応し、たった一晩でメロディを付けたことにより誕生したもの。また、同じくその想いに賛同したミュージシャンたちが参画し、多胡 淳(ア・カペラ)、
松永貴志(ピアノ)、奥村政佳(ヴォーカル・パーカッション)という実力派が演奏を担当したことで、シンプルな編成ながらメッセージが伝わる楽曲に仕上がっています。
振り返れば2001年のアメリカ同時多発テロ、いわゆる“911”が起きて世界中が不安に包まれた際、一青が当時アメリカにいた友人を案ずる気持ちから衝動的に書いた詞が、あの名曲「
ハナミズキ」で、今作と同様にマシコタツロウがその気持ちに呼応してメロディを付けたことにより、平成に一番歌われた名曲が誕生したといいます。
なお、新曲「あのね あのね(stay home ヴァージョン)」の発売は未定ながら、オフィシャルYouTubeチャンネルに掲載された映像公開ページに、一青からのメッセージが添えられています。
[コメント]まずはじめに、医療に従事して患者さんのために日々接してくださっている方々、さらにはわたしたちの生活を支えてくださる配送業、農産業のみなさま、ただ生きてそこにこの地球に居てくれるあなた、心から感謝します。ありがとうございます。
この不安にどうやって立ち向かえばいいのか、自分にできることはいま、目の前の世界を、毎日を輝かせるために、笑って過ごすことなんだと、“おうち保育園”のさなか、こんなときにさえもしれっと新しい詐欺や泥棒がまかり通ったりしてて、うーんほんとにどうして右と左とひとつになれないんだろうねぇ、地球は丸いはずなのになぁと、なんでがいっぱいで簡単にこどもとはひとつにまるまって眠れるのになぁ、けんかしてもすぐ仲直りできるのになぁと思い、書き下ろした詩にマシコタツロウくんが曲をつけてくれました!みんなで手を繋いで、ひとつになれる日が来ますように。――一青 窈