ニュース

ヒュー・ジャックマン主演&フロリアン・ゼレール監督最新作『The Son/息子』3月公開決定

ヒュー・ジャックマン   2023/01/10 12:16掲載
はてなブックマークに追加
ヒュー・ジャックマン主演&フロリアン・ゼレール監督最新作『The Son/息子』3月公開決定
 フロリアン・ゼレール監督最新作『The Son(原題)』が、邦題『The Son/息子』として、3月17日(金)より東京・TOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー。このたび、場面写真3点と、フロリアン・ゼレール監督と主演を務めたヒュー・ジャックマンのコメントが公開されています。

 優秀な弁護士のピーター(ヒュー・ジャックマン)は新たな家族と幸せな日々を送っていました。そんな時に、前妻と暮らしていた17歳の息子ニコラス(ゼン・マクグラス)が、ピーターのもとに引っ越したいと訴えます。ニコラスは心に病を抱え、絶望の淵にいたのでした。ピーターは息子を受け入れ生活を始めますが……。

 監督・脚本は、前作『ファーザー』でアカデミー賞2部門を受賞した映像作家 / 劇作家フロリアン・ゼレール。長編第2作となる本作は、自身の戯曲「Le Fils 息子」を原作にした、『ファーザー』に続く家族3部作の第2部です。主演 / 製作総指揮のヒュー・ジャックマンをはじめ、ローラ・ダーンヴァネッサ・カービー、ゼン・マクグラス、そして前作でアカデミー賞主演男優賞に輝いたアンソニー・ホプキンスという豪華キャストを迎え、先日発表された第80回ゴールデングローブ賞においてヒュー・ジャックマンが主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートを果たしました。

 1月11日(日本時間・水)にゴールデングローブ賞授賞式、そして1月20日(金)から北米での拡大公開を控え、アカデミー賞ノミネートも期待される本作。フロリアン・ゼレール監督は製作・公開するにあたってこう語ります。「この物語を伝えたいという思いがあまりにも強く、他の映画のことは全く頭になかった。『The Son/息子』の登場人物の人生を描きたいと思った主な理由には、心の問題を抱えている人が多くいることがある。そして、この問題には必ずといっていいほど、恥、罪悪感、無知が伴う。しかし、そのような感情やレッテルは、重要な会話の妨げとなってしまう。この映画が、心の病に関する様々な対話のきっかけとなることを期待する」。

 そして製作総指揮と主演を務めたヒュー・ジャックマンは、「多くの人々が、自殺、うつ病、不安症の問題に悩んでいる。その原因は、少し話し合っただけで分かるほど単純ではないが、話すことが重要なんだ。話題に出すべきなんだ。『The Son/息子』のような映画は、会話を始める重要なきっかけになると思う。僕は、このテーマをここまで知的に、美しく、そしてはっきりと描き出しているこの作品に参加できて、誇らしい気持ちだ」と胸を張ります。

 この度公開となった場面写真は、幼いニコラスをピーターが嬉しそうに抱き上げる様子、仲睦まじく語り合う家族の風景、そしてスーツ姿のピーターが神妙な面持ちで電話する様を切り取った3枚。このようにごく当たり前の日常のなかで突然起こる家族の異変――それは私たちにとっても決して他人事ではありません。この春、親と子の心の在り様を観る者に問いかける衝撃の愛の物語が、日本に上陸します。

拡大表示


拡大表示

© THE SON FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2022 ALL RIGHTS RESERVED.

『The Son/息子』
2023年3月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー
twitter.com/TheSon_jp
配給: キノフィルムズ
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015