ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの一員としても活躍したパーカッション奏者、ミゲル“アンガ”ディアスを父に持ち、ビヨンセの2016年の傑作『Lemonade』にもフィーチャーされた双子ユニット、イベイー（Ibeyi）が、5年ぶり、通算3枚目のアルバム『Spell 31』を5月6日（金）に発表します。このアルバムに収録される新曲「Sister 2 Sister」がリリースされ、ミュージック・ビデオが公開されています。

　10曲の新曲が収録されている『Spell 31』は、長年プロデューサーを務めてきたリチャード・ラッセルと再び組み、2021年に英ロンドンで制作されたもの。ジョルジャ・スミス、パ・サリュ、バーウィン、オーウェン・パレット、そしてイベイーの父親と母親が参加しており、ブラック・フラッグの「Rise Above」が再構築されたヴァージョンも収録。公開されたシングル「Sister 2 Sister」のミュージック・ビデオでは、イベイーのリサとナオミが主演を務め、コリン・ソラル・カルドが監督を務めました。双子の姉妹関係とラテン系のルーツにインスパイアされたこの曲では、イベイーの初期のシングル「River」がサンプリングされ、リサとナオミが「イベイー」というチャントを繰り返しています。


Photo by Suleika Muller