一条貫太が、3月3日に千葉市民会館大ホールにて〈一条貫太5周年記念コンサート〉を開催しました。
昨年3月に、デビュー5周年を迎えた一条貫太。“平静平成生まれの昭和なボイス”をキャッチコピーにデビュー以来、男の生き様を力強く歌い続けてきた演歌の申し子が、地元である千葉の土地で5周年の集大成となるコンサートを行いました。
2018年3月7日にデビュー以来、着実に実績を積み重ねてきている一条貫太。
昨年5周年を迎え、記念曲「
男の漁場」を発売、8ヵ月経った今でもなお、オリコン演歌・歌謡曲チャートの上位に名を連ねるロングヒット、自己最高となる2万枚超えのセールスを記録。この日も会場には1,000名ものファンが足を運び、会場は熱気に包まれました。
ダーク系の紫の衣装に身を包み、「男の漁場」でオープニングをかざると、「潮風列車」を続けざまに披露。
「今日は5周年の集大成コンサート!皆さんのお陰でこうして開催することができました!今日は色んなタイプの曲とオリジナル曲を思いっきり歌いたいと思います!悔いのないように、会場の皆さんと一緒に作り上げる素敵なコンサートにしましょう!」と挨拶。
前半部の見どころのひとつ、カヴァー曲コーナーへ、
新沼謙治の「黒潮列車」、
北原ミレイの「石狩挽歌」でファンの胸を熱くし、「オトナブルー〜古い日記〜タイガー&ドラゴン」のメドレーでは、
新しい学校のリーダーズ〜
和田アキ子までの幅広い時代の似たもの楽曲を繋いでみせました。
続く、「見上げてごらん夜の星を」では得意のSAXを披露、
ペドロ&カプリシャス「別れの朝」、
アダモ「雪は降る」と昭和の名曲を演歌とは違う味わいで見事に歌い上げました。
波に乗った勢いで熱唱は続き、一条が敬愛する
井沢八郎の「北海の満月」「男傘」「あゝ上野駅」、そして自身の姿を重ね合わせた等身大ともいえる1曲、2ndシングル「
やんちゃ船」と一気に歌い継ぎ前半を締めくくりました。
後半は白のスーツに着替え、気分新たに、オリジナル楽曲歌唱コーナーに突入、「
酒場の花」「
いのちの花」を歌唱。そして、後半部の見せ場である「流しコーナー」へ、客席からのリクエストにこたえ、
布施明「シクラメンのかほり」、
北島三郎「北の漁場」、
山本譲二「みちのくひとり旅」、
八代亜紀「舟唄」「みだれ髪」、
梅沢富美男「夢芝居」と昭和の名曲を歌唱し、交流を楽しみました。
その後は再びオリジナルコーナーに戻り、「
旅路の先に」、デビュー曲「
ふたりの始発駅」を熱唱、デビュー時の情熱やフレッシュさそのままに、着実に成長している歌唱を見せつけ、本編が終了。
鳴りやまない拍手に応え、5月8日(水)にリリースする新曲「
大漁太鼓」の楽曲名と海老や鯛がデザインされているカラフルな法被を着て再び登場。
まずは、そのカップリング曲「望郷恋しんぼ」を披露すると、その後には何と、事務所の大先輩、
鳥羽一郎から激励のVTRが流れます。
実は一条、「男の漁場」の発売の際に、鳥羽から「海の歌はこれからお前に任せる!俺の後に海の歌を歌い継ぐのはお前だ」と背中を押され経緯があり、大感激の中、海シリーズ第2弾ともいえる新曲「大漁太鼓」を初披露しました。
会場のボルテージがMAXの中、敬愛する昨年惜しくも亡くなった、
谷村新司の「陽はまた昇る」を熱唱、アンコールの締めは根強い人気を誇る「
北海の篝火」を歌唱、オリジナル曲・カヴァー曲交えた全21曲を熱唱したステージの幕は下りました。
なお、本公演の曲目はプレイリストとして各配信サイトに公開されているので、是非聴いてみてください。
[コメント]皆さんのおかげで、5周年記念曲「男の漁場」をヒットさせることができ、こうして無事に5周年を締めくくる素敵なコンサートを行う事が出来ました。
5周年は終わりましたが、まだまだ大海原を駆け巡っている最中で、航路半ばであります。次の10周年を迎えるために日々精進してまいりたいと思いますので、今後とも応援のほど宜しくお願い致します。まずは5月発売の新曲「大漁太鼓」、ギアを上げてさらなるヒットを狙って参ります。―― 一条貫太