2021年の前作『
クローラー』でグラミー賞の最優秀ロック・アルバムと最優秀ロック・パフォーマンスの2部門にノミネートされた、英ブリストルのポストロック・バンド、
アイドルズ(IDLES)が、3年ぶりのニュー・アルバム『TANGK』を2024年2月16日(金)に発表します。プロデューサーは
レディオヘッドなどを手がける
ナイジェル・ゴッドリッチ、
ケニー・ビーツ、マーク・ボーウェン。
LCDサウンドシステムの
ジェームス・マーフィーと
ナンシー・ワンが参加した、アルバムからの1stシングル「DANCER」がパフォーマンスをフィーチャーしたミュージック・ビデオとあわせて公開されています。
バンドのヴォーカリスト、
ジョー・タルボットは「〈DANCER〉は暴力だ。これは、ダンスフロアのドキドキするような鼓動から生まれた。体中を駆け巡り、音楽から、愛から、そして自分自身から、あなたに生命を与える」と語っています。
『TANGK』は、「tank」の発音に「g」を加えたもので、愛に生きるための紋章のようなものに成長したバンドが想像するギターの激しい響きを擬音で表現しています。アイドルズはこの10年間、ロック界でもっともパワフルなバンドのひとつでした。『TANGK』でプロデューサーの3人は、IDLESを新たな境地へと押し出し、必要に応じて手綱を引くという、素晴らしいコンビネーションを見せています。結果、アルバムは、広大であると同時に焦点があり、想像力に富みながらも即効性がある内容へと仕上がりました。「愛が必要だった。だから『TANGK』を作った。世界に愛を捧げたら、まるで魔法のように感じられた。これは感謝とパワーのアルバムだ。すべて愛の歌。すべては愛」とタルボットは語っています。