軍事侵攻により深刻な被害を受けているウクライナを支援し、少しでもウクライナから避難されてきた方の力になれるよう、ポーランド共和国大使館、ポーランド広報文化センター、東京音楽大学および目黒区が連携し、チャリティコンサートを実施します。
開催は7月3日(日)東京・TCMホール(東京音楽大学中目黒・代官山キャンパス内)にて。演奏は
五十嵐健太(写真 / サクソフォーン)ほか、里見有香(ピアノ)、
ミハウ・ソブコヴィアク(ピアノ)、津野絢音(ピアノ)。歌唱は
オクサーナ・ステパニュックが担当。また、東根小学校の子供たちが中心の合唱クラブ“地球クラブコスモス”が特別出演。
五十嵐健太は、2002年群馬県伊勢崎市に日本人の父とウクライナ人の母との間に生を受けます。幼い時に父親を亡くし、母親とともにキーウに移住。2013年、リセンコ記念国立音楽学校(KSSMS)に入学。その後、サクソフォーンとクラリネットを専門とするウクライナの名誉アーティストYuriy V. Vasylevychのクラスで学び、チャイコフスキー記念ウクライナ国立音楽アカデミー(キーウ音楽院)に進学。2019年国際ヨーロッパサクソフォーンフォーラム(ブレスラウ、ポーランド)第1位、2020年ヤマハミュージックガルフスカラーシップなど30以上の国際コンクールで入賞。キーウ音楽院在学中の2022年、ロシアのウクライナ侵攻により、戦禍を逃れて弟とともに日本へ避難。非常に優秀な成績で、東京音楽大学への転入学試験に合格し、
波多江史朗講師に師事しています。
ウクライナ支援チャリティコンサートの詳細は、目黒区役所の
専用ページにてご確認ください。