イギー・ポップ(Iggy Pop)が
デヴィッド・ボウイをプロデューサーに迎え制作した1977年のアルバム2枚(『
イディオット』『
ラスト・フォー・ライフ』)とそれにあわせて開催されたツアーの模様を収録する『TV Eye:1977ライヴ』のほか、デモ、オルタナティヴ・ミックス、インタビュー、ライヴを収録する7枚組のボックス・セット『
1977 - ザ・ボウイ・イヤーズ』(CD UICY-79133〜9 12,500円 + 税)が5月29日(金)に発売されます。「チャイナ・ガール」のオルタネイト・ミックスが公開中。
当時、ポップとボウイは独ベルリンで共同生活を送っており、77年にはボウイも『
ロウ』『
ヒーローズ』の2作を発表。ポップもボウイもみずからのキャリアのピークといえる充実した時期にありました。ボックス・セットは3枚のアルバムを最新リマスター音源で収録するディスク1〜3、スタジオ・アルバム制作時のデモやオルタナティヴ・ミックス、当時のインタヴューなどを収録するディスク4、ボウイをバンド・メンバーとして迎えたライヴを収録する『レインボー・シアター/フィンズベリーパーク/ロンドン1977/3/7』(ディスク5)、一部が『TV Eye:1977ライヴ』に収められている『アゴラ/クリーブランド1977/3/21』(ディスク6)、ラジオ・セッションの模様を収める『マントラ・スタジオ/シカゴ1977/3/28』(ディスク7)となっています。
40ページのブックレットには、アルバムに参加したミュージシャンらが語ったエピソードやファンの声などを「ガーディアン」誌のマイケル・ハーンがまとめています。
また、『イディオット』の2CDデラックス・エディション(CD UICY-15866〜7 3,600円 + 税)と『ラスト・フォー・ライフ』の2CDデラックス・エディション(CD UICY-15868〜9 3,600円 + 税)もボックス・セットと同時発売。それぞれのアルバムを最新リマスター音源で収録するほか、『イディオット』のディスク2には『レインボー・シアター/フィンズベリーパーク/ロンドン1977/3/7』を、『ラスト・フォー・ライフ』のディスク2には『TV Eye:1977ライヴ』を収録しています。