飯島真理が、今年、自主レーベル「marimusic」設立から25周年を迎え、全新曲のニュー・アルバム『Airy』（エアリー）を10月23日（水）に発売します。

　英バンドのThe 1975のサックス奏者であるJohn Waugh、元ジョン・メイヤー・バンド及びレオナルド・コーエンの後期を支えたMichael Chavesをゲストに迎えた、夢と現（うつつ）を彷徨うような、やさしい風のようなアルバムとなっています。

　また、アルバム・リリース後の11月2日（土）には、昨年に引き続きBillboard Live Yokohamaにて〈Mari Iijima “Sweet Dreams”〉公演が開催。8月20日（日）よりチケット一般発売開始。

［コメント］
昨年日本でのコンサートを終え再び曲を書き始めた頃、私は、チェスト・ボイス（地声）を使わず、生きる事の苦しさを歌わないアルバムを作りたいと思っていました。聴いていただいて心底リラックス出来る、頬をそっとかすめるやさしい風のような音楽を作りたいと思いました。そんな思いを胸に、時間をかけ、練りに練って完成させた7曲。ほんの少し憂いを含んだ、透明感溢れる水彩画のようなアルバムが出来上がりました。今回は、録音からミックスまで全て私がやり、マスタリングは信頼を寄せるAbbey Road StudiosのMiles Showellが担当。
ゲスト・プレイヤーとして、英バンドThe 1975のサックス奏者であるJohn Waughを迎えています。彼とのコラボレーションも、ひらめきに導かれて実現しました。元John Mayerバンド及びLeonard Cohenの後期を支え、私とも2003年（Wonderful People）から一緒に音楽を作っているMichael Chavesも2曲ほど、ギターで彩りを加えてくれました。何度もくり返し聴きたくなるアルバムになったと思います。
――飯島真理