11月27日(水)にリリースされる
井上陽水 のトリビュート・アルバム『
井上陽水トリビュート 』(CD UPCH-2198 3,000円 + 税)に収録される全15曲の一部が視聴できるダイジェスト動画がYoutubeにて公開。あわせて、収録曲順も発表されています。
デビュー50周年を記念した本作には、音楽シーンのレジェンドから、若き才能まで、幅広い世代から豪華なアーティスト15組が参加。1曲目の
ヨルシカ の「Make-up Shadow」から、ラストの
KREVA が歌う「最後のニュース」まで全15曲、曲順も含め充実した内容のカヴァー・アルバムとなっています。
1曲目はヨルシカの「Make-up Shadow」は、ヴォーカリストsuisのイノセントな声と、妖しげな歌詞が見事に調和しています。2曲目は
槇原敬之 が「夢の中へ」を大胆なアレンジでカヴァー。続く3曲目は
中森明菜 に提供した「飾りじゃないのよ 涙は」で、
King Gnu が陽水とも中森とも異なる色気を醸し出しています。4曲目は「ワインレッドの心」、
椎名林檎 が“軽妙に書かれている言葉を、重苦しくより深刻に響かせるべく、取り組んだ”が“最後はついスウィングしてしまいました”というカヴァーに注目。5曲目は
宇多田ヒカル が二十歳の誕生日イベント〈20代はイケイケ!〉でも歌唱した「少年時代」をカヴァーしています。
続く
ウルフルズ は、NHK「ブラタモリ」のOPテーマ「女神」を肩ひじ張らない楽しげなアレンジに。7曲目は
山口百恵 への提供曲「クレイジーラブ」を
田島貴男 が一発録音でカヴァー。
福山雅治 は「リバーサイド ホテル」の淫靡な歌詞を、その甘く色気のある歌声で、存分に感じられるようアレンジ。陽水と同世代の
細野晴臣 は、自身が原曲でもアレンジを担当した「Pi Po Pa」をセルフリメイクとも言うべき分解再構築したアレンジにしています。
10曲目の陽水初期の名曲「東へ西へ」は、アーバンなR&Bを聴かせる
iri が異色のカヴァー。ライヴ・ハウス・シーン注目のロックンロール・バンド、
SIX LOUNGE による「Just Fit」は、武骨なアレンジで、男女のめくるめく夜を荒々しく描いています。
斉藤和義 は、格別好きな曲だという「カナリア」をアメリカの荒野を感じさせるようなサウンド・メイキングでカヴァー。13曲目の「ダンスはうまく踊れない」を世界的サルサ・バンド、
オルケスタ・デ・ラ・ルス がサルサにアレンジ。ダンスを踊る女性の心情が、違った雰囲気を見せる楽曲になっています。
14曲目は陽水自身も楽曲の意味を問いながら歌っているという「傘がない」を
ACIDMAN がカヴァー。ラストを飾るのはKREVAによる「最後のニュース」。平成の始まりに発表され、30年経った今も色あせないメッセージをKREVAがそのラップとトラック・メイキングで鮮やかに演出しています。
なお、参加アーティストから寄せられたコメントは『井上陽水トリビュート』
オフィシャル・サイト にて公開されています。
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