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『井上陽水トリビュート』全15曲のダイジェスト動画公開

井上陽水   2019/11/13 13:47掲載
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『井上陽水トリビュート』全15曲のダイジェスト動画公開
 11月27日(水)にリリースされる井上陽水のトリビュート・アルバム『井上陽水トリビュート』(CD UPCH-2198 3,000円 + 税)に収録される全15曲の一部が視聴できるダイジェスト動画がYoutubeにて公開。あわせて、収録曲順も発表されています。

 デビュー50周年を記念した本作には、音楽シーンのレジェンドから、若き才能まで、幅広い世代から豪華なアーティスト15組が参加。1曲目のヨルシカの「Make-up Shadow」から、ラストのKREVAが歌う「最後のニュース」まで全15曲、曲順も含め充実した内容のカヴァー・アルバムとなっています。

 1曲目はヨルシカの「Make-up Shadow」は、ヴォーカリストsuisのイノセントな声と、妖しげな歌詞が見事に調和しています。2曲目は槇原敬之が「夢の中へ」を大胆なアレンジでカヴァー。続く3曲目は中森明菜に提供した「飾りじゃないのよ 涙は」で、King Gnuが陽水とも中森とも異なる色気を醸し出しています。4曲目は「ワインレッドの心」、椎名林檎が“軽妙に書かれている言葉を、重苦しくより深刻に響かせるべく、取り組んだ”が“最後はついスウィングしてしまいました”というカヴァーに注目。5曲目は宇多田ヒカルが二十歳の誕生日イベント〈20代はイケイケ!〉でも歌唱した「少年時代」をカヴァーしています。

 続くウルフルズは、NHK「ブラタモリ」のOPテーマ「女神」を肩ひじ張らない楽しげなアレンジに。7曲目は山口百恵への提供曲「クレイジーラブ」を田島貴男が一発録音でカヴァー。福山雅治は「リバーサイド ホテル」の淫靡な歌詞を、その甘く色気のある歌声で、存分に感じられるようアレンジ。陽水と同世代の細野晴臣は、自身が原曲でもアレンジを担当した「Pi Po Pa」をセルフリメイクとも言うべき分解再構築したアレンジにしています。

 10曲目の陽水初期の名曲「東へ西へ」は、アーバンなR&Bを聴かせるiriが異色のカヴァー。ライヴ・ハウス・シーン注目のロックンロール・バンド、SIX LOUNGEによる「Just Fit」は、武骨なアレンジで、男女のめくるめく夜を荒々しく描いています。

 斉藤和義は、格別好きな曲だという「カナリア」をアメリカの荒野を感じさせるようなサウンド・メイキングでカヴァー。13曲目の「ダンスはうまく踊れない」を世界的サルサ・バンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスがサルサにアレンジ。ダンスを踊る女性の心情が、違った雰囲気を見せる楽曲になっています。

 14曲目は陽水自身も楽曲の意味を問いながら歌っているという「傘がない」をACIDMANがカヴァー。ラストを飾るのはKREVAによる「最後のニュース」。平成の始まりに発表され、30年経った今も色あせないメッセージをKREVAがそのラップとトラック・メイキングで鮮やかに演出しています。

 なお、参加アーティストから寄せられたコメントは『井上陽水トリビュート』オフィシャル・サイトにて公開されています。

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『井上陽水トリビュート』特設サイト
sp.universal-music.co.jp/inoue-yosui/tribute
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