入江 悠監督による、自主映画ながら異例のヒットを続ける『SR サイタマノラッパー』シリーズ最新作、『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』が4月14日(土)、東京・渋谷シネクイントで公開初日を迎えました! あいにくの雨にもかかわらず、満席となった場内は舞台挨拶前からものすごい熱気。監督はじめキャストが呼び込まれると、大きな歓声とともに拍手が巻き起こる! 挨拶中も客席との掛け合いを行なうなど、大盛り上がりの舞台挨拶となりました。
あくまでも“自主映画”というスタイルを崩さない本作らしく、初日舞台意挨拶の壇上に上がったのは監督、主要キャスト以下、ヘアメイク、助監督といった裏方、果てはオフィシャル・ブログの担当者まで、関わったスタッフ総勢24名。その全員が、雨で気温13度という悪条件にも関わらず、立ち見客を含め300名超の満員の客席に向け、感謝の言葉を述べました。
初回の舞台挨拶は、シリーズ三部作を通して出演する“MC TOM”役の
水澤紳吾が感極まって言葉に詰まり「感無量です」と一言絞り出したかと思えば、本作で主演の“MC MIGHTY”を演じた
奥野瑛太が「不甲斐ない主役であること、不甲斐ない自分であることを撮影中は痛感し続けていました」と苦労を語り、大粒の涙を流すなど、感動的なシーンも。対して、2回目の上映前に行なわれた舞台挨拶では“MC NO SOUND”役で映画初出演を果たしたラッパー、回鍋肉(ホイコーロー)が映画の成功を願うフリースタイル・ラップを披露し会場を盛り上げる!
上映直前まで、自ら雨の渋谷を映画の宣伝に走り廻った入江監督は、「人生で初めて、舞台挨拶でうるっときました。壇上にいるスタッフだけでなく、この作品には関わってくれた数百人のスタッフ、2,000人を超えるエキストラの方々すべての思いが詰まっています。映画を楽しんでくださいとはいいません。スクリーンを凝視してください」と、熱い言葉を寄せています!
※渋谷シネクイントにて公開中 / 全国順次公開
■『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』
http://sr-movie.com/監督・脚本・編集:入江悠
出演:奥野瑛太、駒木根隆介、水澤紳吾、斉藤めぐみ、北村昭博、永澤俊矢、ガンビーノ小林、美保純
(C)2012「SR3」製作委員会