ソウル・ミュージシャンの
アイザック・ヘイズが8月10日、テネシー州メンフィスの自宅で死亡しているのが発見されました。詳しい死因はまだ不明ですが、自宅の寝室の床で倒れているところを家族に発見されたとのこと。65歳でした。
アイザック・ヘイズは1942年8月20日生まれ。ソウルの名門レーベル、スタックス・レコードを語る際に欠かせない重要人物として知られ、70年代にはレーベルの中枢として活躍。シンガー、プロデューサー、ソングライター、キーボード・プレイヤーとして数多くのヒット曲に名を連ねています。
71年には映画
『黒いジャガー』のサウンドトラック
『シャフト』(写真)が大ヒット。アカデミー賞主題歌賞を受賞し、ブラック・カルチャーの歴史に残る出来事として人々の記憶に残り続けています。また過激なアニメ『サウスパーク』にも一時声優として参加していたことでも知られています。
2006年にはスタックスと再契約を交わし、新作が期待されていましたが、残念ながら帰らぬ人となってしまいました。心よりご冥福をお祈りします